大悪党
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1968 |
配給: | 大映 |
スタッフ | |
監督: | 増村保造 マスムラヤスゾウ |
原作: | 円山雅也 マルヤママサヤ |
脚色: | 石松愛弘 |
増村保造 マスムラヤスゾウ | |
企画: | 関幸輔 |
撮影: | 小林節雄 コバヤシセツオ |
音楽: | 山内正 |
美術: | 下河原友雄 シモガワラトモオ |
編集: | 中静達治 |
録音: | 須田武雄 スダタケオ |
スクリプター: | 柳沢英雄 |
照明: | 渡辺長治 |
キャスト(役名) |
田宮二郎 タミヤジロウ (得田仁平) |
佐藤慶 サトウケイ (安井一郎) |
緑魔子 ミドリマコ (太田芳子) |
倉石功 クライシイサオ (島輝夫) |
内田朝雄 ウチダアサオ (マネージャー) |
北村和夫 キタムラカズオ (岡野検事) |
早川雄三 ハヤカワユウゾウ (マスクの男) |
森矢雄二 モリヤユウジ (大学生) |
伊東光一 イトウコウイチ (裁判長) |
井上大吾 イノウエダイゴ (検察事務官) |
三夏伸 (バーテン) |
谷謙一 タニケンイチ (管理人) |
小山内淳 (刑事) |
中条静夫 チュウジョウシズオ (監識主任) |
西条美奈子 サイジョウミナコ (少女) |
解説 |
円山雅也原作「悪徳弁護士」(自由国民社版)を、「残侠の盃」の石松愛弘と、「華岡青洲の妻」の増村保造が共同で脚色し、増村保造が監督した。撮影はコンビの小林節雄。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
洋裁学校の生徒芳子は、ボウリング場で安井と知りあい、バーに誘われた。安井がやくざとは知らずに、勧められるままに酒を飲んだが、それは睡眠薬の入ったカクテルだった。習朝、芳子は安井のマンションで目を覚ましたが、すでに身体を奪われ、そのうえ、ヌード写真を撮られていたのだ。一度は安井の許を逃げ出した芳子も、つきまとう安井の手から逃がれられず、マンションに監禁されてしまった。ある日、安井は人気歌手島輝夫に芳子を抱かせ、それを十六ミリに収めた。それをネタに島を恐喝しようというのだ。島のマーネージャーは五百万円を要求されて驚き、一件を弁護士の得田に任せた。得田が安井のマンションを訪ねたあと、芳子はその得田に救いを求めた。得田は芳子に、安井の手から逃れるためには彼を殺すほかはない、と説得して、その善後策を練った。その夜芳子は、酔って眠り込んだ安井の首にネクタイを巻きつけ、締め殺してしまった。早速、連絡を受けた得田は現場に着くと手なれた行動で殺人現場の偽装工作を行ない、その上で芳子を自首させた。得田の策略は、法廷で芳子が殺人を自首したあと弁護に立ち、殺人現場に第三者が存在した物的証拠を提出して、芳子を無罪にしようというものだった。偽装工作は第三者の存在を示すためのものだった。裁判が始った。得田の鮮やかな弁論は、芳子の無罪を裁判官に納得させるに十分だった。芳子が釈放されると、得田は一変した。島のマネジャーに、安井の部屋から手に入れた十六ミリを見せ、五百万円をせしめたのだ。得田の努力はすべてこのためだったのだ。しかし、芳子も今はただの純情な女ではなかった。彼女は得田に偽装工作の一件を警察に密告するとおどし、金を手にすると呆然とした得田を残して、去っていった。 |
「大悪党」の例文・使い方・用例・文例
- 大悪党.
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