十田撓子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/18 14:55 UTC 版)
十田撓子(とだ とうこ、Tohko Toda)は、日本の詩人。
略歴
十田撓子[1]は、秋田県鹿角市生まれ、東京女子大学を経て、日本大学大学院芸術学研究科に学ぶ。
彼女の詩集『銘度利加』[2]は、第68回H氏賞を受賞[3]した。
受賞歴
作品と影響
十田は在学中、哲学とフランス文学を学び、マルグリット・デュラスをはじめ、ヌーヴォー・ロマンを愛読してきた。[6]第一詩集の表題でもある『銘度利加』(めとりか)とはロシア語の“МЕТРИКА”[7]のことで、明治時代に日本へもたらされたロシア正教の信徒名簿を意味する。
著書
- 関連作品
小川類:歌曲『銘度利加』2023年
脚注
- ^ “十田撓子”. 版元ドットコム. 一般社団法人版元ドットコム. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “銘度利加”. CiNii. CiNii. 2024年9月1日閲覧。
- ^ “今年度の各賞について”. 日本現代詩人会. 2023年3月16日閲覧。
- ^ 「H氏賞に十田撓子さん/現代詩人賞は清水茂さん」『四国新聞』2018年3月3日。
- ^ “今年度の中原中也賞”. 山口市. 2024年4月23日閲覧。
- ^ 林浩平 編『リリカル・クライ = Lyrical Cry : 批評集1983-2020』論創社、2020年。ISBN 978-4-8460-1894-8 。
- ^ “銘度利加とは?”. コトバンク. デジタル大辞泉 (2024年). 2024年9月1日閲覧。
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