割れ鍋に綴じ蓋
割れ鍋に綴じ蓋の意味
「割れ鍋に綴じ蓋」とは、欠点や難がある者同士でもつり合いが取れ、相応しい組み合わせになることをたとえたことわざである。そこから、どんな人にもその人に合う伴侶や相手がいる、という意味でも使われる。 やや辛口の響きを含むことが多く、単に相性のよさをほめるというより、「似た者同士でうまく収まっている」というニュアンスで使われることが多い。割れ鍋に綴じ蓋の使い方
このことわざは、性格や事情に難があるように見えても、結果としてよく合う相手同士だと感じたときに使う。たとえば、癖の強い二人が結婚したり、似た気質の者同士が自然に一緒になったりした場面で使われる。 ただし、相手によっては失礼に聞こえることもあるため、面と向かって使うより、状況をやや客観的に評する場面で使うほうが無難である。割れ鍋に綴じ蓋の表記
このことわざは「破れ鍋に綴じ蓋」と書かれることもあり、「割れ鍋に綴じ蓋」も通用する。どちらも、傷んだ鍋にはそれに見合う繕った蓋がある、という発想から生まれた言い回しである。 一方で、「綴じ蓋」を「閉じ蓋」と書くのは誤りである。「綴じる」は縫い合わせて繕う意味であり、ここでは修繕した蓋を表している。割れ鍋に綴じ蓋の類語
近い意味の表現には、「似た者夫婦」「似た者同士」などがある。どちらも、性格や雰囲気の近い者同士がうまく合うことを表す言い回しである。 ただし、「類は友を呼ぶ」は似た性質の人が集まりやすいという意味が中心であり、伴侶や釣り合いのよさに重点がある「割れ鍋に綴じ蓋」とは少し使いどころが違う。割れ鍋に綴じ蓋を英語で言うと
英語では、日本語のことわざと完全に同じ形で定着した決まり文句があるわけではないが、「Every pot has its lid」と言い表せば意味は伝わりやすい。直訳に近く、「どんな鍋にもそれに合う蓋がある」という発想である。 ただし、英語では日本語ほどことわざとして強く定着した表現ではないため、文脈に応じて「誰にでも合う相手がいる」と説明的に言い換えるほうが自然な場合もある。破(わ)れ鍋(なべ)に綴(と)じ蓋(ぶた)
「割れ鍋に綴じ蓋」の例文・使い方・用例・文例
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