ワシントン・シャーリー_(第2代フェラーズ伯爵)とは? わかりやすく解説

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ワシントン・シャーリー (第2代フェラーズ伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 01:55 UTC 版)

第2代フェラーズ伯爵ワシントン・シャーリー英語: Washington Shirley, 2nd Earl Ferrers1677年6月22日1729年4月14日)は、グレートブリテン王国の貴族、軍人。1714年までワシントン・シャーリー閣下儀礼称号を、1714年から1717年までタムワース子爵の儀礼称号を使用した。

生涯

初代フェラーズ伯爵ロバート・シャーリー英語版とエリザベス・ワシントン(Elizabeth Washington)の次男として、1677年6月22日にストーントン・ハロルド英語版で生まれた[1]。1693年11月2日にオックスフォード大学トリニティ・カレッジに入学、1696年にリンカーン法曹院に入学した[2]。その後、1704年にエンサイン英語版としてコールドストリームガーズに入隊した[1]

1713年から1715年までフォア選挙区英語版の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]

1717年12月25日に父が死去すると、フェラーズ伯爵の爵位を継承した[3]。しかし、財産についてはすべて相続することができず、弟たちとの間で分割相続した[1]

1725年4月26日から1729年4月14日までスタッフォードシャー首席治安判事英語版を務め[4]、同時期にスタッフォードシャー統監英語版も兼任した[1])。

1729年4月14日に死去、息子を儲けなかったため弟ヘンリーが爵位を継承した[3]。1729年5月3日、ストーントン・ハロルド英語版で埋葬された[1]

家族

1704年頃[1]、メアリー・レヴィング(Mary Levinge初代準男爵サー・リチャード・レヴィング英語版の娘)と結婚、3女を儲けた[3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1926). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Eardley of Spalding to Goojerat) (英語). Vol. 5 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 335–336.
  2. ^ Foster, Joseph, ed. (1891). "Shield-Smethurst". Alumni Oxonienses 1500-1714 (英語). Oxford: University of Oxford. pp. 1350–1368.
  3. ^ a b c Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. p. 754.
  4. ^ Sainty, John Christopher (November 2002). "Custodes Rotulorum 1660-1828". Institute of Historical Research, University of London (英語). 2019年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧
アイルランド議会
先代
ウォルター・ポラード
トマス・スミス
庶民院議員(フォア選挙区英語版選出)
1713年 – 1715年
同職:デニス・ケリー
次代
ウィリアム・スミス
パトリック・フォックス
名誉職
先代
ブラッドフォード伯爵英語版
スタッフォードシャー統監英語版
1725年 – 1729年
空位
次代の在位者
ゴア伯爵
スタッフォードシャー首席治安判事英語版
1725年 – 1729年
グレートブリテンの爵位
先代
ロバート・シャーリー英語版
フェラーズ伯爵
1717年 – 1729年
次代
ヘンリー・シャーリー



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