ロバート・ハミルトン (第8代ベルヘイヴン＝ステントン卿)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/27 03:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動第8代ベルヘイヴン＝ステントン卿ロバート・モンゴメリー・ハミルトン（英語: Robert Montgomery Hamilton, 8th Lord Belhaven and Stenton KT、1793年 – 1868年12月22日）は、イギリスの貴族。ホイッグ党に属し、1819年から1832年までスコットランド貴族代表議員を務めた[1]。
生涯
第7代ベルヘイヴン＝ステントン卿ウィリアム・ハミルトンと妻ペネロープ（Penelope、旧姓マクドナルド（Macdonald）、1816年5月5日没、ロナルド・マクドナルドの娘）の長男として、1793年に生まれた[2]。
1814年10月29日に父が死去すると、ベルヘイヴン＝ステントン卿位を継承した[2]。
ホイッグ党に属し、1819年から1832年までスコットランド貴族代表議員を務めた[1]。1831年戴冠式記念叙勲において、1831年9月10日に連合王国貴族であるラナークシャーにおけるウィショーのハミルトン男爵に叙され[1][3]、1833年6月28日にハミルトン男爵として貴族院議員に就任した[2]。
スコットランド教会総会への勅使を長期間（1831年 – 1841年、1847年 – 1851年、1853年 – 1857年、1860年 – 1866年）務めたほか[1]、1863年8月6日にラナークシャー統監に任命され、1868年に死去するまで務めた[5]。
1868年12月22日にウィショー・ハウスで死去した[1]。子供がおらず、ウィショーのハミルトン男爵位は廃絶、ベルヘイヴン＝ステントン卿位は休止となった[1]。その後、ベルヘイヴン＝ステントン卿位は1875年の貴族院裁定により法律上の6代卿の叔父の曽孫にあたるジェームズ・ハミルトンが継承していたことが決定された[1]。
家族
1815年12月16日、ハミルトン・キャンベル（Hamilton Campbell、1790年ごろ – 1873年9月8日、ウォルター・フレデリック・キャンベルの娘）と結婚したが、2人の間に子供はいなかった[2][1]。
出典
- ^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1912). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Bass to Canning) (英語). 2 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 97.
- ^ a b c d Paul, James Balfour, Sir, ed. (1905). The Scots Peerage (英語). II. Edinburgh: David Douglas. pp. 53–55.
- ^ "No. 18846". The London Gazette (英語). 9 September 1831. p. 1834.
- ^ "No. 22525". The London Gazette (英語). 2 July 1861. p. 2735.
- ^ Sainty, John Christopher (September 2005). "Lieutenants and Lord-Lieutenants of Counties (Scotland) 1794-". Institute of Historical Research (英語). 2019年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月27日閲覧。
外部リンク
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr Robert Hamilton（英語）
-
"ロバート・ハミルトンの関連資料一覧" (英語). イギリス国立公文書館.
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代： フォーブス卿 |
スコットランド教会総会への勅使 1831年 – 1841年 |
次代： ビュート侯爵 |
| 先代： ビュート侯爵 |
スコットランド教会総会への勅使 1847年 – 1851年 |
次代： マンスフィールド伯爵 |
| 先代： マンスフィールド伯爵 |
スコットランド教会総会への勅使 1853年 – 1857年 |
次代： マンスフィールド伯爵 |
| 先代： マンスフィールド伯爵 |
スコットランド教会総会への勅使 1860年 – 1866年 |
次代： ハディントン伯爵 |
| 名誉職 | ||
| 先代： ハミルトン公爵 |
ラナークシャー統監 1863年 – 1868年 |
次代： サー・エドワード・コールブルック準男爵 |
| イギリスの爵位 | ||
| 爵位創設 | ウィショーのハミルトン男爵 1832年 – 1868年 |
廃絶 |
| スコットランドの爵位 | ||
| 先代： ウィリアム・ハミルトン |
ベルヘイヴン＝ステントン卿 1814年 – 1868年 |
休止
次代の在位者
ジェームズ・ハミルトン |
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