ルーガ川とは? わかりやすく解説

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ルーガ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 14:21 UTC 版)

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ルーガ川
水系 ルーガ川
延長 353 km
平均流量 93 m³/s
(河口から60km)
流域面積 13200 km²
水源 チョーソフスキー沼
河口・合流先 ルーガ浦(フィンランド湾
流域 ロシアノヴゴロド州レニングラード州
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ルーガ川流路
赤点:主な自治体。Луга:ルーガ、Кингисепп:キンギセップ、Усть-Луга:ウスチ・ルーガ

ルーガ川(ルーガがわ、ロシア語: Лугаヴォート語:Laukaa、イングリア語:Loukka、フィンランド語: Laukaanjoki)は、ロシアノヴゴロド州レニングラード州を流れる川である。全長353km、流域面積13200km²、河口から60km²の地点での平均水量は93m³/秒。

自然地理

ノヴゴロド州のチョーソフスキー沼に端を発し、フィンランド湾のルーガ浦(ru)に注ぐ[注 1]。北部・中部ではヴィブヤ川という名でも呼ばれる。12月初めに凍結し、4月初めに氷解する。春の増水(ru)期の水は、両河川をつなぐロッソニ川(ru)を通してナルヴァ川の河口付近へと流出させている。モレーンによる高台・連丘との交点では、Сабскии急流、キンギセップ急流が形成されている[注 2]。瀬の多い区間の川床では礫岩や石灰岩の板岩が見られる[1]。地形の影響で、氾濫原は断続的にのみ広がる。

経済地理

ルーガ川と交わる道路・鉄道路線についてはru:Луга (река)#Переправы через Лугу参照

ルーガ川の水は、流域のルーガキンギセップへ配給されている。急流によって分断されているが、随所で船舶の往来が可能である。船舶のサイズや装備に関しては1990年代以降特に定められていない[2]。流路にはキンギセップ小水力発電所(ru)が設置されている[注 3]。また河口のウスチ・ルーガ(ru)には港が建設されている(なおウスチ・ルーガとはルーガの河口の意)。

支流

関連画像

脚注

注釈

  1. ^ 「沼」はロシア語: болото、「浦」はロシア語: губаの訳。
  2. ^ 「急流」はロシア語: порогの訳。
  3. ^ 「小水力発電所」はロシア語: Малая гидроэлектростанция (малая ГЭС)の直訳による。詳しくはru:Малая гидроэлектростанцияen:Small hydroを参照されたし。

出典

  1. ^ Прогулка по Лужскому району
  2. ^ Внутренние водные пути

参考文献

外部リンク




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