ムハンマド・シャー (サイイド朝)とは? わかりやすく解説

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ムハンマド・シャー (サイイド朝)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 14:34 UTC 版)

ムハンマド・シャー
サイイド朝第3代君主
在位 1434年 - 1445年

死去 1445年
子女 アラー・ウッディーン・アーラム・シャー
王朝 サイイド朝
父親 ファリド・ハーン(ムバーラク・シャーの兄弟)
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ムハンマド・シャー(? - 1445年)は、インド北部を支配したサイイド朝の第3代君主(在位:1434年 - 1445年)。

生涯

第2代君主・ムバーラク・シャーの甥。1434年にムバーラク・シャーが宰相のサルヴァル・アルムルクに暗殺されたため即位した[1]。その後、父を殺害した宰相らをその一族もろとも処刑し、貴族らに忠誠を誓わせた[1]

しかし若年のために重臣間の権力闘争を抑えきれず、ムハンマドも政治に関心を示さず奢侈と酒色にふけって、王朝の混乱を助長させた[1]

1445年に死去し、子のアラー・ウッディーン・アーラム・シャーが後を継いだ[2]

脚注

  1. ^ a b c ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.151
  2. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.152

参考文献

  • フランシス・ロビンソン 著、月森左知 訳『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』創元社、2009年。 

関連項目

先代
ムバーラク・シャー
サイイド朝
1434年 - 1445年
次代
アラー・ウッディーン・アーラム・シャー



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