ミハイル・シャルダコフとは? わかりやすく解説

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ミハイル・シャルダコフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 14:52 UTC 版)

ミハイル・ニコラエヴィチ・シャルダコフロシア語: Михаил Николаевич Шардаков, ラテン文字転写: Mikhail Nikolaevich Shardakov1895年 1月16日(ユリウス暦1月4日)- 1961年 3月19日)は、ソビエト連邦心理学者。教育学博士。ゲルツェン名称レニングラード教育大学心理学講座教授。専門は思考心理学。パブロフ反射学の後継者。学童における注意の発達について、反射学の教育学への転用を実践した[1]

生涯

  • 1895年、ウラル工場の労働者の家庭に生まれる。
  • 1911年、工場学校の教師となる。
  • 1927年、ペルミ大学の史学部を卒業。そののち、ゲルツェン名称レニングラード教育大学院に入学。
  • 1930年、ゲルツェン名称レニングラード教育大学の心理学講座の講師に就任。
  • 1941年-1945年の大祖国戦争の間の数年間、カリーニン教育大学の学長。
  • 1945年、ゲルツェン名称レニングラード教育大学に復帰し、心理学講座の主任をつとめる[2]

論文

  • 「教授における習得と保持」(1940年)
  • 「学生の教育に焦点を当てるために」(1947年)
  • 「生徒における因果的思考の発達に関する問題に寄せて」(1948年)
  • 「心理学の学生の随筆」(1955年)
  • 「低学年生徒における道徳的概念の形成」(1955年)
  • 「第2-第6学年生徒における体系化の思考過程の発達」(ディヤチェンコと共著)(1958年)

著書

  • 『学習心理学概説』(1951年)
  • 『学童心理学概説』(1955年)(邦訳『学童心理学』柴田義松訳、明治図書出版、1963年)
  • 『学童の思考』(1963年)(邦訳、大橋精夫訳、明治図書出版、1971年)

脚注

  1. ^ ガリペリン・カビリニツカヤ共著『注意の実験的形成』明治図書出版、1979年
  2. ^ シャルダコフ著『学童の思考』明治図書出版、1971年


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