プラグ・アンド・ファイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 04:26 UTC 版)
プラグ・アンド・ファイト(英語:Plug and fight)は、商用および個人用のコンピュータシステムに適用されるプラグアンドプレイ[1]に相当する軍事向けのものである。プラグ・アンド・ファイトとは、中距離拡大防空システム(MEADS)[2]のような特定の大規模軍事システムにおいて、センサー、武器、射撃管制系などをつなぐと、射撃管制系が様々なシステム要素を自動的に認識し最適化して、一つの統合されたスーパーシステムまたはシステムオブシステムズ(複数のシステムから構成されたシステム)になり最大火力を発揮できる能力のことを指す[3]。プラグ・アンド・ファイトのシステムは、進化する脅威や防衛戦略の変化に対応して、システム要素を追加、削除、再配置することで、運用を中断することなく迅速に再構成することができる。このようなモジュラーシステムの構造は、多くの場合、ネット分散型(netted-distributed)と表現される。
- ^ "Plug and Fight for Missile Might." Military-advanced-education.com. http://www.military-advanced-education.com/mit-archives/129-mit-2007-volume-11-issue-5/1160-plug-and-fight-for-missile-might.html. Retrieved 2012-11-27.
- ^ “Plug-and-Fight.” http://meads-amd.com/about-meads/
- ^ 田中利幸. “地対空誘導弾の将来構想~Plug & Fight Network SAM (NSAM)~”. 防衛装備庁. 2020年6月8日閲覧。
- ^ “MEADS Demonstrates Advanced Plug-and-Fight Capabilities in Integration Test.” http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2011/november/MEADSDemonstratesAdvanced.html
- 1 プラグ・アンド・ファイトとは
- 2 プラグ・アンド・ファイトの概要
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