ブライダルベール滝_(ヨセミテ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ブライダルベール滝_(ヨセミテ)の意味・解説 

ブライダルベール滝 (ヨセミテ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 15:20 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ブライダルベール滝
Bridalveil Fall
カリフォルニア州道41号線のトンネルビューから見たブライダルベール滝
所在地 カリフォルニア州ヨセミテ国立公園ヨセミテ渓谷
高さ 188メートル (617 ft)
滝数 1
世界
落差順位
431

ブライダルベール滝 (ブライダルベールたき、英語: Bridalveil Fall) は、カリフォルニア州ヨセミテ渓谷にある最も有名なの1つで、毎年ヨセミテ国立公園への何百万人もの観光客が訪れる[1]。滝は、高さ188メートル (617 ft)で、1年中水が流れている[2]

アワニチ族は、ブライダルベール滝はポホノと名付けられた渓谷の入口を守る復讐神が住んでおり、渓谷を去るときには、滝に直接立ち寄ると祟られると信じている。さらに彼らは、ブライダルベール滝の霧が人の結婚する機会をつくるとも信じている。

地理

ヨセミテ渓谷を創造した氷河は、渓谷へ流れ込む滝を多く生むたくさんの傾斜した谷を残した。ブライダルベール滝を除き、これらの滝をつくった水流の全ては、渓谷を削って険しいカスケードを形成した。端は、峡谷のもともとの端から後方へ移動しているが、ブライダル・クリークは未だにこの断崖の端から峡谷へ流れ落ちている。一方、この滝と同じように見えるヨセミテ滝は、本来のコースは現在の位置から西へ渓谷を下ったヨセミテ・クリークにあった[3]。ブライダルベール滝の主要な水源は、16キロメートル (9.9 mi)南のオストランダー湖である。

風が強いときには、滝は横へ落ちていくように見える。水量が少ない時期には、滝は地面まで届かないときがある。このため、インディアンのアワニチ族はこの滝を「風の吹く霊」という意味の「ポホノ」と呼んだ[4]

ブライダルベール滝のふもと

関連項目

  • ヨセミテ・ファイアフォール英語版
  • 滝の一覧

出典

  1. ^ The official name is singular, see U.S. Geological Survey Geographic Names Information System: Bridalveil Fall.
  2. ^ Things to see”. Yosemite National Park. 2005年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年9月20日閲覧。
  3. ^ N. King Huber. “The Geologic Story of Yosemite Valley”. USGS Western Region Geologic Information. 2008年9月16日閲覧。
  4. ^ Kroeber, A.L. (1993). Indians of Yosemite. Berkeley: California Indian Library Collections [distributor]. OCLC 58867540. http://www.yosemite.ca.us/library/handbook_of_yosemite_national_park/indians.html 2008年9月16日閲覧。 

外部リンク

座標: 北緯37度43分00秒 西経119度38分47秒 / 北緯37.716753度 西経119.646505度 / 37.716753; -119.646505




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブライダルベール滝_(ヨセミテ)」の関連用語

ブライダルベール滝_(ヨセミテ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブライダルベール滝_(ヨセミテ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブライダルベール滝 (ヨセミテ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS