バット・プラチャーチョンとは? わかりやすく解説

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バット・プラチャーチョン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 01:20 UTC 版)

バット・プラヂャムトゥワ・プラチャーチョン(タイ語 : บัตรประจำตัวประชาชน )もしくは、正式名称がバット・プラヂャムトゥワ・プラチャーチョン・タイ(タイ語 : บัตรประจำตัวประชาชนไทย 、英語表記:Thai National ID Card[1]とは、タイ王国国民識別番号などが記載された[2]、身分証明カード[3]タイ王国内務省が発行しており、7歳以上のタイ王国民に携帯義務がある[3]

タイ国民の間では、バット・プラーチャーチョン(タイ語:บัตรประชาชน 、日本語訳:国民カード)と称されている。2003年以降の発行からICカード化され[3]、2021年からはスマートフォンと連携するとカード不要となった[2]

概要

1909年に住民登録関連にて、タイ王国初の法律が制定され、1917年には対象をタイ全土に拡大した。1956年に住民管理法体系を整備した。1982年に内務省が設立され、番号付番と共に住民管理をデータベース化する計画も開始された。1983年制定の「改正国民身分証法」にて、15歳以上に常時携行が義務付け、有効期限は8年間とした。2011年より7歳以上に携帯義務年齢が引き下げられた[3]。1985年9月19 日、中央登録局 (現在の登録管理局) が設立され、13桁の国民識別番号制度が導入された[4]

2003年以降の、新規交付および再交付に対して、プラスティック製のICカード型の物が交付されている[3]。ICカードタイプは緑がかった水色のテレカサイズである[1]

2020年時点で、住民管理、健康保険、公教育、運転免許、銀行口座など官民の各種サービスに利用されている[3]

関連項目

  • バイ・タビエン・バーン-タイ王国の住居登録謄本

脚注

  1. ^ a b Webmaster (2018年4月17日). “ความสำคัญของบัตรประจำตัวประชาชน” (タイ語). www.buriramcity.go.th. 2023年12月22日閲覧。
  2. ^ a b タイではIDカード不要に?モバイルIDが新年よりスタート | タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper”. www.thaich.net. 2023年12月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e f タイの本人確認事情を解説。7歳から携行する国民IDカードと、官民連携で進むeKYCの社会実装”. biz.trustdock.io. 2023年12月22日閲覧。
  4. ^ สำนักงานกลางทะเบียนราษฎร (1987). คู่มือการปฏิบัติงานทะเบียนราษฎร ปี 2530 สำหรับสำนักทะเบียนในเขตปฏิบัติการตามโครงการจัดทำเลขประจำตัวประชาชน [1987 Operating manual for Register Offices in target areas under identification number programme] (in Thai). Bangkok.



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