ハイスクール・ジャック 怒りの教室とは? わかりやすく解説

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ハイスクール・ジャック 怒りの教室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 17:24 UTC 版)

ハイスクール・ジャック 怒りの教室
Light It Up
監督 クレイグ・ボロティン
脚本 クレイグ・ボロティン
製作 トレイシー・E・エドモンズ
製作総指揮

ケネス・“ベビーフェイス”・エドモン

音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影 エリオット・デイヴィス
編集 ウェンディ・グリーン・ブリックモント
配給 20世紀フォックス
公開

1999年11月10日

2002年11月26日(ビデオ発売)
上映時間 101分
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ハイスクール・ジャック 怒りの教室(英:Light It Up)は、1999年の犯罪アクション映画アッシャー・レイモンドの初主演作。

日本では劇場公開はされず、2002年にビデオが発売された。

ストーリー

登場人物の一人である、ジギーのナレーションにより物語は始まる。

ニューヨークのダウンタウンに建つ高校の生徒、ロドニー、リバーズ、リン、ステファニー、レスター、ジギーらは、ノールズ先生の授業に出席する。しかし、学校は劣悪な環境であり窓ガラスが割れてしまい、外から冷たい風が吹き込んできた。仕方なく他の場所で授業を行おうとするがどこもいっぱいで、学校の外の飲食店で受けることに。

しかしそこへ強盗が。ノールズのとっさの判断でなんとかピンチを切り抜けるが、このことを知った校長はノールズを解雇。彼の生徒たちは校長に怒りをぶつける。校長はジャクソン巡査を呼び、彼はジギーを連れて行く。家で虐待を受けていたために大事になるのを嫌がるジギーともつれ合ううちに拳銃が暴発しジャクソンの足を打ち抜く。

この一連の流れを、レスター、リバーズ、ステファニーは見ていた。まもなく校長がやって来て警察を呼び、ジギーが撃ったと誤解し連れて行こうとする。ここで今度はレスターが銃を持ち、彼を救うために学校に立てこもりすることを決めたのだった。

ジャクソン巡査は、最初は彼らを嫌っていたが、生徒たちの過酷な現実を知って、自分の前から消えた息子と妻を思い出す。

やがて警察が突入を始めることを警告しにノールズが電話してくるが、その危険を顧みずレスターはジャクソンに銃を突きつけたまま屋上へと出る。

ジャクソンはレスターを自分の息子のようにはしたくないと必死で説得を行う。レスターは話を聞いて泣きつつも、「男になる」と言って銃を撃った。

だが結局ジャクソンに向けて撃つことはできず、和解したと思ったその時、ジギーがレスターの首に銃のレーザー照準が合わされているのを発見し、2人の元へ駆け寄ってくる。警察は、ジギーに照準を合わせ、弾を撃った。

ジギーはレスターに最後の言葉を残して亡くなった。

その後、ジギーは事件に関わった者の後日談を語り始める。ジャクソン巡査は、この事件の裁判で生徒側について弁護をした。ロドニーは刑務所に服役し、信仰に目覚めた。ステファニーは服役し、復学。レスターは州刑務所で2年間過ごし、法律を学ぶためにシティーカレッジに行った。リバーズは軍隊に入隊、リンは子供を産み、手紙を送ったが、消息は途絶えた。

レスターとステファニーは、この学校で起きた事件を高校の生徒に毎年話し、感銘を与えている。ジギーは最後に、「この星に生きている限り、全ては自分次第だ」と語って映画は幕を閉じる。

キャスト

※吹き替えはVHSに収録

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