ニコル・デュ・オセ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/12 08:32 UTC 版)
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ニコル・ドュ・オセ(Nicole du Hausset, 1713年7月14日 - 1801年7月24日)は、フランス王ルイ15世の寵姫ポンパドゥール夫人の筆頭侍女。オセ夫人と呼ばれる。宮廷生活についての『回想録(覚書)』を残した。この回想録は、オセ夫人没後にクィンティン・クロファード(Quintin Craufurd, 1743-1819)によってまとめられ、1808年に出版された。同回想録は、ポンパドゥール夫人時代のフランス宮廷の貴重な史料である。またこの回想録によって、ポンパドゥール夫人の医師であった経済学者ケネーの日常の動向を知ることができる。
著作
- 『Memoires de Madame du Hasset, femme de chambre de Mme de Pompadour』(Madame du Hausset, Baudouin Freres, 1824)ーーリプリント版(Hachette Livre) ISBN 9782012587144
邦訳
- 「オーセー夫人の覚書」<抄>(島津亮二、菱山泉訳、有斐閣、『ケネー全集』第一巻所収、1951年 <オンデマンドブックスとして2001年に復刊 ISBN 4-641-90201-1>)
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