テレスコーピングボルトとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > テレスコーピングボルトの意味・解説 

テレスコーピング・ボルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 05:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
上:UZI、下MP40
UZIの銃身(青)後端はボルト(緑)内部に入り込んでいる。

テレスコーピング・ボルト(英:Telescoping bolt)とはサブマシンガンの機構の1つで、「オーバーライディング・ボルト」や「L字型ボルト」とも呼ばれる。

1948年にチェコスロバキアで開発されたSa.23シリーズで最初に採用された。代表的なテレスコーピング・ボルト機構を採用したサブマシンガンとして、ウージーイングラムM10が挙げられる。

それまでのサブマシンガンは銃身ボルトが重なることなく前後に並ぶような構造をしていたのに対し、テレスコーピング・ボルトではボルトが銃身後部を包み込むような配置にすることによって、銃身の長さを変えずに銃の全長を短縮する、あるいは全長を変えずに銃身を長く作ることが可能になった。

また、ボルトの内部に銃身の一部が収まったことによって、ボルトの重量が銃の前側に来るため、弾丸を発射した時に銃の跳ね上がりを(ボルトの重量で)相殺するという利点もある。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

テレスコーピングボルトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テレスコーピングボルトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテレスコーピング・ボルト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS