ダルクルドFF
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ダルクルドFF | |
---|---|
創設年 | 2004年 |
所属リーグ | ディヴィション1 |
所属ディビジョン | 3部 |
ホームタウン | ウプサラ |
監督 | Johan Sandahl |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
ダルクルドFF(Dalkurd FF)は、スウェーデンのウプサラをホームタウンとするサッカークラブである。
歴史
クラブは9人のクルド人移民により、2004年9月26日にブラゲが資金提供した社会プロジェクトとしてダーラナ県ボーレンゲで創設された[1][2]。2005年にスウェーデン8部のディビジョン6で最初のシーズンを迎えた[3]。
クラブ精神の中心は「社会的責任感」であり、クルド人移民がスウェーデン社会に溶け込めるように支援する取り組みを行う[4]。また、スウェーデンとイラクのクルディスタン地域にアカデミーを開設した[2][4]。チームカラーはクルディスタンを象徴し、シャツの紋章にはクルドの旗が含まれる[2]。後述のクラブの躍進もあり、世界中のクルド人、クルド人のディアスポラにとっての「ナショナルチーム」のような存在となった[4][5]。
スウェーデン最下部に参加してから3部のディビジョン1に昇格するまで、5シーズン連続で昇格を果たした[6]。2013年は入れ替え戦でヴェルナモと対戦し、第1戦は1-0で勝利したが、第2戦は1-5で敗れ、2部のスーペルエッタン昇格を逃した[7]。2015年はシーズン無敗で迎えた10月10日にウメオに2-0で勝利し、3節を残してスーペルエッタン昇格を果たした[8]。2016年4月3日にアウェーで行われたアッシリスカ戦でスーペルエッタンデビューを果たした[9]。2017年10月28日、スウェーデン出身のクルド人であるラウェズ・ラーワンの得点により、GAISに1-0で勝利し、自動昇格圏内の2位以上が確定、1試合を残して最上位のアルスヴェンスカン昇格を果たした[2][5]。
2017年11月、ボーレンゲからウプサラに移転することが発表された[10]。
2018年4月2日、フレンズ・アレーナで行われたAIK戦でアルスヴェンスカンデビューを果たした[11][12]。同年4月8日に行われた第2節エステルスンドFK戦でモハメド・ブヤ・トゥレイがアルスヴェンスカンでのクラブ初得点を記録、チームも3-0で勝利し、アルスヴェンスカン初勝利を挙げた[13]。
タイトル
国内タイトル
- スウェーデン・フットボール・ディヴィション1:1回
- 2015
- ディビジョン2:1回
- 2009
- ディビジョン3:1回
- 2008
- ディビジョン4:1回
- 2007
- ディビジョン5:1回
- 2006
- ディビジョン6:1回
- 2005
国際タイトル
- なし
過去の成績
シーズン | ディビジョン | スウェーデンカップ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||
2010 | ディヴィション1 | 26 | 11 | 6 | 9 | 49 | 46 | 39 | 6位 | |
2011 | ディヴィション1 | 26 | 14 | 7 | 5 | 51 | 35 | 49 | 4位 | |
2012 | ディヴィション1 | 26 | 9 | 7 | 10 | 56 | 50 | 34 | 8位 | 予選敗退 |
2013 | ディヴィション1 | 26 | 15 | 5 | 6 | 48 | 25 | 50 | 2位 | |
予選敗退 | ||||||||||
2014 | ディヴィション1 | 26 | 16 | 6 | 4 | 44 | 20 | 54 | 3位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2015 | ディヴィション1 | 26 | 18 | 7 | 1 | 52 | 16 | 61 | 1位 | |
2016 | スーペルエッタン | 30 | 14 | 11 | 5 | 41 | 24 | 53 | 4位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2017 | スーペルエッタン | 30 | 17 | 7 | 6 | 57 | 26 | 58 | 2位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2018 | アルスヴェンスカン | 30 | 6 | 6 | 18 | 30 | 57 | 24 | 15位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2019 | スーペルエッタン | 30 | 13 | 5 | 12 | 43 | 47 | 44 | 8位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2020 | スーペルエッタン | 30 | 6 | 11 | 13 | 33 | 42 | 29 | 14位 | |
GS敗退 | ||||||||||
2021 | ディヴィション1 | 30 | 18 | 8 | 4 | 63 | 23 | 62 | 2位 | |
2022 | スーペルエッタン | 30 | 8 | 5 | 17 | 37 | 55 | 29 | 16位 | |
GS | ||||||||||
2023 | ディヴィション1 | 30 | 位 | |||||||
歴代監督
歴代所属選手
- 杉田祐希也 2017-2018
脚注
- ^ Lars-Gunnar Larsson (2015年10月11日). “Dalkurd FF till Superettan”. SVT Nyheter. Sveriges Television AB. 2018年4月1日閲覧。
- ^ a b c d Karzan Sulaivany (2017年10月28日). “Dalkurd FF promoted to Swedish first division, face prospect of Champions League”. Kurdistan 24. 2018年3月31日閲覧。
- ^ Oskar Magnusson (2017年10月28日). “Dalkurd FF wins promotion to the Swedish Premiership: "A victory for Kurds all around the world"”. DT. 2018年4月4日閲覧。
- ^ a b c David Stokes (2017年10月28日). “Dalkurd FF: The football club that's also a 'country' for the Kurdish diaspora”. CNN. 2018年3月31日閲覧。
- ^ a b Philip O'Connor (2017年10月29日). “Kurdish delight as Dalkurd promoted to Swedish top flight”. Reuters. 2018年3月31日閲覧。
- ^ Joel Tivemo (2017年10月9日). “The remarkable rise of Dalkurd: a Kurdish club on verge of the Swedish top flight”. The Guardian. 2018年3月31日閲覧。
- ^ Max Schüllerqvist (2013年11月9日). “Värnamo och Varberg kvar i superettan”. SVT. 2018年4月5日閲覧。
- ^ Ellen Hellmark (2015年10月11日). “Dalkurd är klart för superettan”. SVT. 2018年4月5日閲覧。
- ^ Axel Pershagen (2016年4月3日). “TV: Förlust för Dalkurd inför storpublik i premiären”. fotbollskanalen. TV4 AB. 2018年4月6日閲覧。
- ^ Bodil Ljungberg (2017年11月25日). “Nu lämnar Dalkurd Borlänge”. SVT Nyheter. Sveriges Television AB. 2018年4月4日閲覧。
- ^ “AIK - Dalkurd 2-0: Hedersam förlust i allsvenska premiären”. Dalkurd FF (2018年4月3日). 2018年4月6日閲覧。
- ^ Alexander Nilsson (2018年4月3日). “Förlust i historiska allsvenska matchen för Dalkurd: "Jag är jävligt stolt"”. Avesta Tidning. 2018年4月6日閲覧。
- ^ “TV: Buya Turay hjälte i debuten när Dalkurd krossade Östersund”. Fotbollskanalen (2018年4月8日). 2018年4月14日閲覧。
外部リンク
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