スイス軍の盾とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スイス軍の盾の意味・解説 

ランタン・シールド

(スイス軍の盾 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 10:20 UTC 版)

ランタン・シールド

ランタン・シールド(lantern shield、イタリア語:scudo lanterna、ドイツ語:Lanternenschild[1])は、武器が一体となった形状をしている特異な武具16-17世紀イタリアで作られ、時にスイス軍の盾と呼ばれる。夜間防衛のために設計された、この攻防一体の武具は約30cmほどの金属製円盾と篭手が一体となり、篭手からは鋸歯状の長いスパイクが伸びている。それだけではなく、盾には着用者の腕と平行に剣身が取り付けられており、これは盾から30cmほど伸びていた。剣身は盾の端から使用者の肘に向かっても伸びている。

盾には光を漏らさないようにフラップのついたランタンを取り付けることができ、フラップを開けることでランタンの灯りで相手の目をくらますことができたという。

参考資料

関連項目

  1. ^ 三浦權利『図説 西洋甲冑武器事典』柏書房、2000年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スイス軍の盾」の関連用語

スイス軍の盾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スイス軍の盾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのランタン・シールド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS