サーフィン・サファリ_(曲)とは? わかりやすく解説

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サーフィン・サファリ (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 15:12 UTC 版)

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サーフィン・サファリ
ザ・ビーチ・ボーイズシングル
初出アルバム『サーフィン・サファリ
A面 サーフィン・サファリ
B面 409
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1962年4月19日
ジャンル ロックサーフ・ミュージック
時間
レーベル キャピトル・レコード
作詞・作曲 ブライアン・ウィルソンマイク・ラヴ
プロデュース マリー・ウィルソン
ザ・ビーチ・ボーイズ シングル 年表
サーフィン/
ルアウ
(1961年)
サーフィン・サファリ/
409
(1962年)
テン・リトル・インディアンズ/
カウンティ・フェアー
(1962年)
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サーフィン・サファリ」(Surfin' Safari)は、ザ・ビーチ・ボーイズの楽曲。ブライアン・ウィルソンマイク・ラブによる合作。1962年にリリースされた。キャピトル・レコードからのメジャー・デビュー・シングルといえる曲である。

レコーディング

ビーチ・ボーイズは1962年2月8日にワールド・パシフィック・スタジオで、ハイト・モーガンのエンジニアリングによってこの曲をレコーディングした。これはバンドによる最初のレコーディング・セッションであった。初期テイクは後にリリースされたものとは間奏や歌詞が異なっているが、『ロスト・アンド・ファウンド』に収録されるまで未発表であった。

公式リリース盤ではデヴィッド・マークスがギターで参加しているが、この初期テイクには代わりにアル・ジャーディンが参加している。

公式リリースされたテイクのセッションは1962年4月19日にウェスタン・レコーダーズ・スタジオで行われた。このセッションはブライアンによってプロデュースされ、デヴィッド・マークスとカール・ウィルソンギター、ブライアンがベースデニス・ウィルソンドラムスを担当した。マイクがリード・ヴォーカルを担当し、バッキング・ヴォーカルはブライアン、カール、デニス、マイクが担当した。このセッションでは他に「409」、「ロンリー・シー」、「心には春がいっぱい」が録音されている。セッション・テープはデモ・テープとしてキャピトルに手渡されたが、キャピトルは直ちにバンドと契約を結び、リリースされることとなった。

シングル

「サーフィン・サファリ」「409」はビーチ・ボーイズ二枚目のシングルであり、バンドが新たに契約したキャピトルからリリースされた最初のシングルであった。アメリカでは1962年6月に発売、日本では1963年に発売されている。

元々キャピトルは「409」をA面として扱い、自動車ソングとしてプロモーションを行った。しかしながら、1993年にリリースされた『グッド・ヴァイブレーション・ボックス』のブックレットにあるように、アリゾナ州フェニックスのラジオ局での放送から人気に火がつき、ビルボードヒットチャートで14位まで上昇した。

アルバムおよび別テイク

本作は1962年のデビュー・アルバムである『サーフィン・サファリ』に初めて収録された。その後も多くのコンピレーション・アルバムに収録されている。

『グッド・ヴァイブレーション: サーティ・イヤーズ・オブ・ザ・ビーチ・ボーイズ』には、キャピトル盤の別テイクが収録された。このテイクはフェード・アウトせずに演奏が終了している。

ワールド・パシフィック・スタジオのセッションからは3つのテイクが収録され、1991年の『ロスト・アンド・ファウンド』で発表された。

ドイツではアリオラ・レーベルからワールド・パシフィック・スタジオでのテイクが、「ルアウ」を裏面として発表された。

脚注

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参考文献

  • ビーチ・ボーイズ・コンプリート:VANDA編、バーン・コーポレーション刊

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