ガッデム_阿修羅とは? わかりやすく解説

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ガッデム 阿修羅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 15:34 UTC 版)

ガッデム 阿修羅
該死的阿修羅
監督 楼一安中国語版
脚本 楼一安
陳芯宜中国語版
製作 陳彦翰中国語版
製作総指揮 高君亭中国語版
徐国倫中国語版
王興洪中国語版
出演者 黄聖球中国語版
莫子儀中国語版
黄姵嘉中国語版
潘綱大中国語版
王渝萱中国語版
頼澔哲中国語版
公開 2021年11月12日(台北金馬映画祭)
2022年3月11日
2023年6月9日
上映時間 114分
製作国 台湾
言語 標準中国語
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ガッデム 阿修羅』(がっでむあしゅら、原題:該死的阿修羅、英題:GODDAMNED ASURA)は、2022年台湾で公開されたサスペンス映画

本作は、2021年に台湾のアカデミー賞とされる金馬奨王渝萱中国語版が最優秀助演女優賞、2022年には台北映画祭の台北電影奨で、脚本賞、音楽賞、最優秀助演女優賞を受賞した。また、2023年アカデミー賞では、国際長編映画賞部門で台湾代表作としてエントリーされた[1]

日本では、2023年6月9日より東京・シネマート新宿ほか劇場にて全国公開された。

ストーリー

夜市で起きた無差別乱射事件。事件を起こしたのは、18歳の成人を迎えたばかりの青年・ジャン・ウェン(ホァン・シェンチョウ)だった。ともに漫画を制作するアーシン(パン・ガンダー)や彼の母親は、彼を助けたい一心で「殺意がなかった」と釈明し、謝罪の言葉を口にするよう説得するが、ジャン・ウェンは「殺人は自分の命で償う、自分は早く死にたい」と伝え、応じる様子はない。

事件で唯一の死者となったシャオセン(ライ・ハオジャ)は、実生活では平凡な生活を送る公務員だが、実はゲーム「王者の世界」で稀代の王として活躍しているプレーヤーだった。婚約者のビータ(ホァン・ペイジァ)は、自分と違い仕事に注力しており、徐々に関係にすれ違いが生じている。事件の夜は、夜市でビータを待っていたところ、ジャン・ウェンに射殺されてしまったのだ。女子高生のリンリン(ワン・ユーシュエン)も、ゲーム「王者の世界」に熱中しており、ゲーム内でシャオセンと出会う。ゲームのために偽のIDとヌード写真を用いて、シャオセン好みの女性を偽り、ゲームを優位に進めていた。“バイ菌”と名乗る記者(モー・ズーイー)はリンリンの住むアパートを取材しており、事件前にシャオセンと遭遇、そして、夜市の事件現場にも居合わせていた。

事件の日へと向かう6人、交錯する夜。何かが違えばあの日の夜は、6人の運命は、違っていたのだろうか…。

キャスト

  • ジャン・ウェン役:ホァン・シェンチョウ中国語版
  • バイ菌役:モー・ズーイー中国語版
  • ビータ役:ホァン・ペイジァ中国語版
  • アーシン役:パン・ガンダー中国語版
  • リンリン役:ワン・ユーシュエン中国語版
  • シャオセン役:ライ・ハオジャ中国語版

スタッフ

  • 監督:ロウ・イーアン中国語版
  • 脚本:ロウ・イーアン、チェン・シンイー中国語版
  • エグゼクティブプロデューサー:高君亭、徐國倫、王興洪
  • プロデューサー:陳彥翰
  • 字幕:夏國明
  • 日本配給:ライツキューブ

映画祭・受賞歴

  • 第58回金馬奨 - 最優秀助演女優賞
  • 第24回台北映画祭 - 最優秀脚本賞、最優秀助演女優賞、最優秀音楽賞
  • 第9回桃園映画祭 - 特別審査員賞

脚注

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