ウィリアム・ボークラーク (第9代セント・オールバンズ公爵)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/05 04:35 UTC 版)
| ウィリアム・ボークラーク William Beauclerk |
|
|---|---|
| 第9代セント・オールバンズ公 | |
| 在位 | 1825年 - 1849年 |
|
|
|
| 出生 | 1801年3月24日 |
| 死去 | 1849年5月27日（48歳没） |
| 埋葬 |  イギリス、レッドボーン |
| 配偶者 | ハリエット・メロン |
| エリザベス・キャサリン・ガビンズ | |
| 子女 | ウィリアム ダイアナ |
| 家名 | ボークラーク家 |
| 父親 | 第8代セント・オールバンズ公ウィリアム・ボークラーク |
| 母親 | マリア・ジャネッタ・ネルソープ |
第9代セント・オールバンズ公爵ウィリアム・オーブリー・ド・ヴィアー・ボークラーク（英語: William Aubrey de Vere Beauclerk, 9th Duke of St Albans、1801年3月24日 – 1849年5月27日）は、イギリスの貴族。1816年から1825年までバーフォード伯爵の儀礼称号を使用した。
生涯
第8代セント・オールバンズ公爵ウィリアム・ボークラークとマリア・ジャネッタ・ネルソープ（1822年1月17日没、ジョン・ネルソープの娘）の長男として、1801年3月24日に生まれた[1]。
1825年7月17日に父が死去すると、セント・オールバンズ公爵の爵位を継承した[1]。
1828年6月30日にケンブリッジ大学クライスツ・カレッジに入学、同年にLL.D.の名誉学位を授与された[2]。
1831年9月8日のウィリアム4世戴冠式では王笏を持つ役割だった[3]。
1849年5月27日に死去、息子ウィリアム・アメリアス・オーブリーが爵位を継承した[1]。レッドボーンで埋葬された[2]。
家族
1827年6月16日、元女優で銀行家トマス・クーツの後妻で未亡人のハリエット・メロン（1777年11月11日 - 1837年8月6日、マシュー・メロンの娘）と結婚した。ハリエットは亡夫より巨額の財産を相続しており、ウィリアムより24歳も年上であった。2人の間に子供はいなかった[1]。ハリエットが死去した際、ウィリアムは6万ポンドと年1万ポンドの年金を手に入れた[4]。
1839年5月29日、エリザベス・キャサリン・ガビンズ（Elizabeth Catherine Gubbins、1813年 - 1893年12月2日、ジョセフ・ガビンズの娘）と再婚、1男1女を儲けた[1]。
- ウィリアム・アメリアス・オーブリー・ド・ヴィアー（1840年4月15日 – 1898年5月10日） - 第10代セント・オールバンズ公爵
- ダイアナ・ド・ヴィアー（1842年 – 1905年4月1日） - 1872年12月18日、サー・ジョン・ウォルター・ハドルストン（1815年 – 1890年）と結婚、子供なし
脚注
- ^ a b c d e Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. pp. 1756–1757.
- ^ a b "Beauclerk, William Aubrey de Vere, Duke of St Albans (BCLK828WA)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
- ^ Cokayne, George Edward, ed. (1896). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (S to T) (英語). 7 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 7.
- ^ 森護 『英国の貴族』 大修館書店、1987年、pp. 173 - 180
| イングランドの爵位 | ||
|---|---|---|
| 先代 ウィリアム・ボークラーク |
セント・オールバンズ公爵 1825年 – 1849年 |
次代 ウィリアム・アメリアス・オーブリー・ボークラーク |
- ウィリアム・ボークラーク (第9代セント・オールバンズ公爵)のページへのリンク
