ウィッシュ・サムワン・ウッド・ケア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 15:27 UTC 版)
「ウィッシュ・サムワン・ウッド・ケア」 | ||||||||
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アーマ・トーマス の シングル | ||||||||
初出アルバム『Wish Someone Would Care』 | ||||||||
B面 | ブレイクアウェイ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | R&B | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | インペリアル (66013) | |||||||
作詞・作曲 | アーマ・トーマス | |||||||
プロデュース | エディ・レイ[2] | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
アーマ・トーマス シングル 年表 | ||||||||
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ウィッシュ・サムワン・ウッド・ケア (Wish Someone Would Care)は、R&B歌手のアーマ・トーマスが作詞・作曲し、レコーディングした楽曲。1964年2月にインペリアル・レコードよりシングル・リリースされ、R&Bチャート17位を獲得、トーマス最大のヒット曲となった[3]。
概要
1964年リリースのトーマスのファースト・アルバムのタイトル曲で、インペリアル・レコードからの最初のシングルとして1964年2月にリリースとなっている[5]。
彼女にとっては初めての自作曲のリリースであった。傷つき、安らぎを得たいという苦悩を表現したソウル・バラードである。この曲をレコーディングした当時トーマスは22歳、二度目の離婚の問題を抱える中、小さな子供たちを育てており、その状況で「誰か気にかけてくれればいいのに(wish someone would care)」との思いを歌に込めている[4]。
シングル
年 | 曲名 | レーベル名 | レコードNo. | 最高位 | |
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米国ポップ[4] | 米国R&B[3] | ||||
1964 | A: Wish Someone Would Care B: Break-A-Way |
Imperial | 66013 | 104 — |
17 — |
カバー・バージョン
年 | アーティスト名 | 収録アルバム |
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1964年 | エタ・ジェイムズ | 『Queen Of Soul』 |
1996年 | マリー・バーグマン | 『Fruit』 |
1997年 | ベイビー・ジェーン・デクスター | 『Big, Bad & Blue - Live!』 |
2008年 | ジゼル | 『Devil Or Angel』 |
2012年 | クラレンス・ミルトン・ベッカー | 『Old Soul』 |
脚注
- ^ “Irma Thomas – Wish Someone Would Care / Break-A-Way”. Discogs. 2025年8月7日閲覧。
- ^ “Irma Thomas – Wish Someone Would Care”. Discogs. 2025年8月8日閲覧。
- ^ a b c Joel Whitburn's Top R&B Singles 1942-1988 (Record Research), P. 409
- ^ a b c “Shocking Omissions: Irma Thomas, 'Wish Someone Would Care'”. NPR. 2025年8月7日閲覧。
- ^ “Irma Thomas - Discography”. 45cat. 2025年8月7日閲覧。
- ^ “Cover versions of Wish Someone Would Care by Irma Thomas”. SecondHandSongs. 2025年8月7日閲覧。
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