ウィザーズカップ
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ウィザーズカップ(WIZARDS CUP)は、日本のカードゲーム。作者はカナイセイジ。2022年にゲームマーケットにてテスト版として発表された作品『ローレルクラウン:デュエル』が、2023年にJELLY JELLY GAMESより製品版として発売されたのが本作品である。[1][2][3]
ゲームの概要
プレイ人数は2人。プレイヤーはそれぞれ属性と魔力、名前、能力の書かれた専用のカードを各種1枚ずつ、計18枚を持った状態でゲームがスタートする。
プレイヤーは互いにカードを1枚ランダムに選び表にした後、残りの17枚の中から5枚を選ぶ。最初に表にした1枚とその後選んだ5枚の計6枚から、5枚を好きな順番で並べて山札とする。残り1枚はサブカードとして裏向きでよけておく。
2人とも山札ができたら、互いに山札の上から1枚同時に公開して、戦闘が行われる。戦闘はまずカードの能力が発動し、そこで勝敗がつかなれば属性で判定を行い、それでも勝敗がつかなければ魔力が大きいほうが勝利となる。敗れた方は公開したカードを捨て札にして、新たに山札から1枚公開して、また戦闘が行われる。それをどちらかの山札が無くなるまで繰り返す。
どちらかの山札が無くなったら、再び先程の6枚から新たに5枚を好きな順番で並べて山札とし、また戦闘を繰り返す。
相手の山札を2回無くならせたプレイヤーがゲームの勝利となる。
属性
自分のカードの属性が、相手のカードの弱点である場合、魔力に関わらず戦闘に勝利する。
属性 | 弱点 |
---|---|
無 | (無し) |
火 | 水 |
水 | 草 |
草 | 火 |
光 | 火/水/草 |
闇 | 光 |
カードの種類
属性 | 魔力 | 名前 | 能力 |
---|---|---|---|
無 | 1 | 祈祷師 | この魔法使いと相手の場にある魔法使いを捨て札にする。(両者は戦闘に敗北する。) |
無 | 2 | 舞踏家 | 相手の場にある魔法使いが無属性なら、魔力にかかわらず戦闘に勝利する。 |
無 | 3 | 配達員 | 捨て札の一番上にあるとき、自分の場にある魔法使いの魔力+2。 |
無 | 4 | 兵士 | 捨て札の一番上にあるとき、相手の場にある魔法使いは能力を失う。 |
無 | 5 | 探偵 | この魔法使いと自分のサブカードを入れ替えても良い。 |
無 | 6 | 資本家 | 魔力を比較するとき、魔力が小さい魔法使いが戦闘に勝利する。 |
無 | 7 | 革命家 | 戦闘に勝利したとき、相手の山札の一番上のカードも追加で捨て札にする。 |
無 | 9 | 哲学者 | (無し) |
火 | 5 | 花火師 | 捨て札の一番上にあるとき、自分の場にある火属性の魔法使いの魔力+3。 |
火 | 8 | 鍛冶屋 | 魔力を比較するとき、魔力が同じ数値なら戦闘に勝利する。 |
水 | 5 | 調香師 | 捨て札の一番上にあるとき、自分の場にある水属性の魔法使いの魔力+3。 |
水 | 8 | 風水師 | 捨て札の一番上にあるとき、自分の場にある魔法使いの魔力+1。 |
草 | 5 | 園芸家 | 捨て札の一番上にあるとき、自分の場にある草属性の魔法使いの魔力+3。 |
草 | 8 | 植物学者 | 相手のサブカードを捨て札にする。 |
光 | 7 | 罪人 | 自分の山札の残りを好きなように並べ替えてもよい。 |
光 | 9 | 神官 | (無し) |
闇 | 7 | 墓守 | 相手の場にある魔法使いが「火/水/草属性」なら、魔力にかかわらず勝利する。 |
闇 | 10 | 疫病医 | (無し) |
出典
外部リンク
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