アルケタス2世 (エピロス王)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アルケタス2世 (エピロス王)の意味・解説 

アルケタス2世 (エピロス王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/15 06:14 UTC 版)

アルケタス2世
Ἀλκέτας B'
エピロス王
在位 紀元前313年 - 紀元前307年
死去 紀元前307年
父親 アリュバス
母親 トロイアス(ネオプトレモス1世の娘)
テンプレートを表示

アルケタス2世(希:Ἀλκέτας B'、ラテン文字転記:Alcetas II、? - 紀元前307年)はエピロス王(在位:紀元前313年 - 紀元前307年)である。

アルケタス2世はエピロス王アリュバスの子で、アイアキデスの兄である。

激しやすい性格のためにアルケタスはアリュバスに追放され、弟のアイアキデスがアリュバスの後に王位についた[1]。アイアキデスの後を継いで紀元前313年王位についたアルケタスは、マケドニアの支配者でアイアキデスを敗死させたカッサンドロスと敵対した。カッサンドロスは将軍リュキスコスをエピロスに送り、リュキスコスはアルケタスと戦った[2]紀元前312年にアルケタスとカッサンドロスは和解したものの、アルケタスは人々を酷く扱ったために紀元前307年に二人の息子共々殺された[3][4]。アルケタスの次の王位にはアイアキデスの子ピュロスがついた。

  1. ^ パウサニアス, I. 11. 5
  2. ^ ディオドロス, XIX. 88
  3. ^ ディオドロス, XIX. 89
  4. ^ パウサニアス, I. 11. 5

参考文献


先代:
アイアキデス
エピロス王
紀元前313年 - 紀元前307年
次代:
ピュロス



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アルケタス2世 (エピロス王)」の関連用語

アルケタス2世 (エピロス王)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アルケタス2世 (エピロス王)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアルケタス2世 (エピロス王) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS