アダム・ワトソンとは? わかりやすく解説

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アダム・ワトソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/07 13:16 UTC 版)

アダム・ワトソン(John Hugh Adam Watson, 1914年8月10日 - 2007年8月21日)は、イギリス国際政治学者外交官英国学派の一人。

レスター生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブエノスアイレスで過ごした。ケンブリッジ大学に進学し、ハーバート・バターフィールドの下で学ぶ。1937年から1968年までイギリス外務省に勤務し、第二次大戦中はルーマニア、エジプト、ソ連のイギリス大使館で外交活動を行い、戦後は、情報・宣伝分野およびアフリカ諸国の独立問題を専門とした。その間、駐セネガル大使や駐キューバ大使などを歴任。

1958年、ハーバート・バターフィールドが主催する「国際政治理論に関する英国委員会」に参加。マーティン・ワイトの死後、委員長職を引き継ぎ、1978年にヴァージニア大学客員教授になるまで務める。

著書

単著

  • The War of the Goldsmith's Daughter, Chatto & Windus, 1964.
  • Diplomacy: the Dialogue between States, (Eyre Methuen, 1982).
  • The Evolution of International Society: A Comparative Historical Analysis, (Routledge, 1992, new introduction by Barry Buzan and Richard Little, 2009).
  • The Limits of Independence: Relations between States in the Modern World, (Routledge, 1997).
  • Hegemony & History, (Routledge, 2006).

共編著

  • The Expansion of International Society, co-edited with Hedley Bull, (Clarendon Press, 1984).



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