やまなか かつことは? わかりやすく解説

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山中葛子

山中葛子の俳句

あまえる形の髪きらきらと肉食す
うっかりと豆腐つかみて荒紅葉
ちどりちどり利根川ふっと海に入る
にんげんを真っ暗にして月見草
ぬっと太腿かなかなしぐれかな
はっとふたりどきっと茸飯の夜
ぴいるるる冬鳥は求めてばかり
もうごはんまたごはん白さるすべり
ゆれる波ゆれきれぬ波舟の春
キラキラ星誰か走る海を湧かし
ヒヨドリもいて水色の金平糖
ピアノの少年だんだんつよくピラニア
ロボットのつるつることば冬灯す
夕焼の古くてかわいい道に出た
天体のかるい爆発みなし栗
妻だけの踏む暗がりや蚊帳吊草
折れてひかる葱の裸の夜明けです
旅ごろもやや球形に春の雪
日輪をすとんと抱きて青みどろ
昼月の江戸川過ぎるポーの芽と
昼顔やひとりというはおおざっぱ
未来少々藤のむらさき本気なり
母が降るこの紺碧を嫁ぎゆく
母の骨蕾でありし喉仏
海鳥の全部が消えて白鳥座
無欲という欲望のあり紫金牛
父恋えばぽんぽん鳥やらばくち鳥
白南天なみだのちから止まらない
白壁の街に売らんと鷗鳴かす
白魚飯かすかに骨のようなもの
眠り目となりゆく重さ冬の象
眼のなみだ盗みてまんさく昼花火
綿虫や故郷があり淋しいぞ
草の実や妻という華ざっくばらん
荒星よ妻よはりさけるタオルのよう
葉も付いて棒のひかりの少年よ
葱坊主陸ぽたぽたと雨漏りす
藍を煮てそっとうごいて冬すみれ
藤五尺抽象にさしかかりしか
虻無数ねんぶつざんまいありしかな
隠岐時雨たちまち青色症候群
鳶の輪の絶対音感夕焼ける
鷹の目に金輪際の海があり
黄金虫からだかなしと言い給え
 

「やまなか かつこ」の例文・使い方・用例・文例

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