かたやま とうしとは? わかりやすく解説

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片山桃史

片山桃史の俳句

あきのかぜ水筒になり天に鳴り
いつしんに飯くふ飯をくふはさびし
なにもない枯野にいくつかの眼玉
スケートの真顔ま顔が玻璃に来る
ダニエル機消え白鶏の朝のこる
一斉に死者が雷雨を駆け上る
三日月がひかれば女うそをつく
兵隊の街に雪ふり手紙くる
冷雨なり二三は遺骨胸に吊る
凍天へ弾キユンキユンと喰ひ込めり
千人針はづして母よ湯が熱き
地の涯の秋風に伍はみだれたり
我を撃つ敵と劫暑を倶にせる
穴ぐらの驢馬と女に穴ぐらの
闇ふかく兵どどと着きどどとつく
雨がふる恋をうちあけやうと思ふ
雨はよし想ひ出の女みな横顔
 



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