ПВ51形客車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ПВ51形客車の意味・解説 

ПВ51形客車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 21:30 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ПВ (PV) 51形客車とは、ソビエト連邦のデミコフスキー機械工場で1955年から製造されていた鉄道車両である。

ウクライナ、ハルキウ子供鉄道のПВ51形客車

概要

ПВ51形客車は、750mm軌間の鉄道向けの、モノコック車体と2軸ボギー台車を持つ客車である。ПВ40形客車を基礎として、車体構体の厚みを小さくして軽量化するなど改良して設計された。旧ソビエト連邦の子供鉄道や、その他の750mm軌間の鉄道で用いられた。本来はソビエト連邦鉄道省の狭軌鉄道や産業鉄道向けに製造された。後期の車両は現在もCIS諸国各地の子供鉄道でしばしば目にすることがある。手ブレーキ自動空気ブレーキを装備している。車内には便所と温水暖房装置を備えるが、この両者が省略されたものも子供鉄道向けに存在した。

最近ではロシア連邦のカムバルカ機械工場で、さらに改良されたВП750形客車が製作されている。

ПВ51形客車の主要諸元

ПВ51客車の側面略図
製造年 1955 — 1989年
車軸数 4
車両重量 ≦9.5t
座席数 40
連結器ピン間距離 11100mm
車体台枠の長さ 10200mm
車体幅 2300mm
レール面上からの高さ 3170mm

関連項目

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ПВ51形客車」の関連用語

1
10% |||||

ПВ51形客車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ПВ51形客車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのПВ51形客車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS