syudou 人物

syudou

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 16:17 UTC 版)

人物

楽器等について学び始めたのは、中学校で吹奏楽部に入部したことがきっかけ。その後、ドラムの「演奏してみた」を動画サイトで公開するようになる。高校生時代にバンドを結成するもうまくいかず解散。その頃にDTMを開始した。作曲家を目指すようになったのは大学に入学したあたりから。パソコンやDAWを購入し、レコード会社にデモテープを送りながらボカロPとしての活動を本格的に始めるも当時は全く上手くいかず、そのまま就職する[5]。しかし、就職後も並行してボカロPとしての活動を続けていたところ、2019年に投稿した「ビターチョコデコレーション」が注目される。2020年、音楽関係だけで生活できるようになったことから務めていた会社退社[3]

ハチ(米津玄師)の大ファンであり、アルバムの解説配信でもそのことを語っている。またスマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」への提供曲「ジャックポットサッドガール」はハチの「砂の惑星」へのアンサーソングである[19]

お笑い好きであることを公言しており、芸人の粗品がsyudouの提供曲である「うっせぇわ」の替え歌カバーを公開し、そのときsyudouがそのことを取り上げ、両者はネット上で交流し、粗品がsyudouを指名する形で二人の対談インタビューが行われ、2021年3月31日に公開された[19]

楽曲の「爆笑」はある芸人のお笑い人生を描いたものとsyudou自身が発表しており、芸人のマヂカルラブリーはこの楽曲は自分達のお笑いの人生を描いているのではないかということを楽曲発表後のラジオで話し[20]、そのうえ、当楽曲の元になっている芸人はマヂカルラブリーではないかと考察がなされていたため、ネットを中心に当時、話題となった。約1年後となる2022年4月11日に公開された、syudouとマヂカルラブリーの野田クリスタルとの対談で、syudouは本楽曲をマヂカルラブリーを題材とした曲だと宣言した[21]


注釈

  1. ^ 本人は配信にて「大学は浪人せずに卒業している」と語っているが、どの大学かは不明。
  2. ^ 「ビターチョコデコレーション」のほかにも数曲をカバーしており、2020年4月にはセルフカバーアルバムを発表。
  3. ^ 最初に投稿されたのは「白い部屋、独り」という楽曲である。ほかにも同年に数曲投稿しているがそれらも削除されている。
  4. ^ 現在は全て削除されており、閲覧することはできない。
  5. ^ 過去に同名の楽曲を発表していたが、歌詞リズムが少し異なっており、syudouも全楽曲解説生配信にて、「アンチテーゼ貴様といったらこちら(このアルバムに入っている版)の事と思って下さい」と話していた。
  6. ^ ななもり。すとぷり)提供楽曲。
  7. ^ ゆきむら。提供楽曲。
  8. ^ SEGA/maimai提供楽曲。
  9. ^ いうどっと提供楽曲。
  10. ^ 音源は初音ミク版とは異なる。

出典

  1. ^ a b 1stAlbum「最悪」全曲解説配信”. YouTube. 2020年3月16日閲覧。
  2. ^ syudou [@tikandame] (2019年9月27日). "誕生日です、今後もよろしく". X(旧Twitter)より2020年2月23日閲覧
  3. ^ a b c syudouの孤独なラジオ~自己紹介編~”. 2021年1月16時閲覧。
  4. ^ ビターチョコデコレーション/syudou(selfcover)”. YouTube. 2020年3月4日閲覧。
  5. ^ a b syudou 抜群の描写力と“らしさ”あるサウンドで描くダークな世界さ”. media.muevo.jp. 2020年3月27日閲覧。
  6. ^ ふなっしーの歌”. YouTube. 2020年3月27日閲覧。
  7. ^ ガラクタ通り四番地”. YouTube. 2020年3月27日閲覧。
  8. ^ 投稿動画”. ニコニコ動画. 2021年3月5日閲覧。
  9. ^ 一人遊び”. niconico. 2020年3月27日閲覧。
  10. ^ これぞ2021年型ヒット?! 「うっせえわ」と叫ぶAdoの衝撃”. 2020年3月5日閲覧。
  11. ^ “小学生以下にも流行のAdo『うっせぇわ』 連呼される親は困惑”. (2021年2月13日) 
  12. ^ syudou“ギャンブル”がテレビアニメ『月が導く異世界道中』OP主題歌に”. 2021年6月8日閲覧。
  13. ^ syudou初のオリジナル歌唱曲「へべれけジャンキー」配信”. 2021年4月1日閲覧。
  14. ^ 2021.3 ボトルアタッカー”. 2021年4月1日閲覧。
  15. ^ (日本語) syudou Online Live 2022「狼煙」Teaser, https://www.youtube.com/watch?v=jLIx_c-AUKI 2022年9月28日閲覧。 
  16. ^ syudou Live 2022「加速」開催決定”. 2022年9月28日閲覧。
  17. ^ syudou、 さらなる“加速”を予感させた初の有観客ライブ 孤独を脱した音楽活動への幸せ”. Real Sound. 2022年9月28日閲覧。
  18. ^ syudouが初の有観客ライブ完遂、満員の中野サンプラザで見せた大迫力のパフォーマンス”. 音楽ナタリー. 2022年9月28日閲覧。
  19. ^ a b 粗品「乱数調整のリバースシンデレラ」特集 粗品×syudou対談”. 2021年6月9日閲覧。
  20. ^ マヂカルラブリー syudou『爆笑』を語る”. 2021年6月9日閲覧。
  21. ^ 野田クリスタル × syudouが語り合う 「爆笑」とお笑い&音楽をめぐる二人の創作論”. 2022年4月11日閲覧。
  22. ^ syudouセルフカバーミニアルバム”. BOOTH. 2020年4月21日閲覧。
  23. ^ syudou [@tikandame] (2020年4月20日). "先程セルフカバーミニ アルバムがBOOTHにて販売開始致しました!チェックの程よろしくお願いします!". X(旧Twitter)より2020年4月21日閲覧
  24. ^ Eaton, Harry (2023年1月9日). “Changing The Industry: The Music of Chainsaw Man”. Boolin Tunes. 2022年1月9日閲覧。
  25. ^ DREAMERS(Ayase、syudou、すりぃ、ツミキ)のアルバム。
  26. ^ 孤独の宗教”. YouTube. 2020年3月27日閲覧。
  27. ^ ワードワードワード”. YouTube. 2020年3月27日閲覧。
  28. ^ syudou [@tikandame] (2020年4月17日). "にじさんじのRain Drops様に「蜜ノ味」という楽曲を書かせて頂きました。クロスフェードで少し聴けます!". X(旧Twitter)より2020年4月24日閲覧
  29. ^ syudou [@@tikandame] (2020年7月25日). "新曲投稿しました、よろしくお願いします。 【初音ミク】着火【syudou】". X(旧Twitter)より2020年8月25日閲覧
  30. ^ syudou [@@tikandame] (2020年8月25日). "新曲投稿しました、よろしくお願いします【初音ミク】悪い人【syudou】". X(旧Twitter)より2020年8月25日閲覧
  31. ^ “syudou、自身最大規模のライブ「我武者羅」幕張イベントホールで開催”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2022年11月9日). https://natalie.mu/music/news/500744 2022年11月9日閲覧。 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  syudouのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「syudou」の関連用語

syudouのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



syudouのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのsyudou (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS