river (2003年の映画)
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スタッフ
- 企画・原作・脚本・監督:鈴井貴之
- プロデューサー:麻生栄一・鈴井亜由美
- ラインプロデューサー:波多野ゆかり
- 音楽:佐々木秀夫
- エンディングテーマ:太陽族「戦友」
- イメージテーマ:花男(太陽族)「今日の日はさようなら」
- 撮影:藤原秀夫
- 照明:吉村雅治
- 美術:中原芳雄
- 録音・音響効果:横山達夫
- 編集:小島俊彦
- スタイリスト:小松江里子
- 制作プロダクション:インデックス・コア
- 製作・配給:CREATIVE OFFICE CUE
エピソード
- 監督の鈴井は普段とは違う大泉洋を表現するべく、「ストレートパーマ・小動物好き・無口なキャラクター」の役を彼に与えた。実際のところは、ご覧のとおり天然パーマ、動物は嫌い、おしゃべりである。
- 大泉は撮影中、役作りのためにずっと寡黙でいたのだが、周囲の人間からは「機嫌が悪いのか」と勘違いされ、場の空気が読めない(自称)佐藤から茶化されていた。
- 大泉は撮影後、役を引きずりすぎて、ラジオもバラエティーも楽しめなくなってしまったという。[1]
- 探偵役は本来、監督自身がやる予定だったが、妻(現在は離婚)でプロデューサーの鈴井亜由美から「出るな」と言われてしまい、やむなく大学時代の友人である、佐藤誓を代役に立てた。その頃から「事務所を替えたい」「俺のタレントとしての売り出し方はおかしい」とボヤくようになった。
- 監督曰く、「プロデューサーは一番偉いので、プロデューサーの言うことには逆らえない」とのこと。
- DVDに収録されているメイキングのナレーションは『水曜どうでしょう』の藤村忠寿Dである。
- オカマ役の「まもちゃん」こと田中護は、『モザイクな夜』の初代元気くんである(なお、2代元気くんとして起用されたのが大泉)。
- 画面がとことん寄りかとことん引き、逆光、その上バックショットが多いため、NACSメンバーからは「役者の顔が映らない映画」と言われた。
- 音楽は佐々木秀夫が、現場にターンテーブルなどを持ち込んでその場で行うという、それまでにない手法を採っている。
- 森崎は大泉以外の役者とあまり絡まない役どころに不満だったが、キャストのクレジットでいわゆる「止め前」だったことに満足したようだ。
- 映画公開を記念して、2003年9月1日から5千枚限定で共通ウィズユーカードが発行された。
- キャンペーンのために鈴井・大泉の両名が舞台挨拶を行う劇場では、入場券を求めて徹夜で並ぶファンが行列を作った。
脚注
- ^ “大泉洋が明かす「ラジオもバラエティーも楽しめなくなった過去」”. 朝日新聞出版 AERA dot.. 2019年1月25日閲覧。
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