S-VHS S-VHS ETの注意点

S-VHS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 23:16 UTC 版)

S-VHS ETの注意点

S-VHS ETで録画する際はハイグレード(HG)タイプのテープを使用し、再生(特にEP)は録画したデッキで行うことが原則である。スタンダードタイプのテープを使用した場合、再生画面にノイズが発生する(“反転ノイズ”と呼ばれる。保磁力の低いテープ使用時に発生しやすい)。

S-VHS ETが策定される以前のS-VHSデッキ及び、SQPB対応のVHSデッキでは一部再生できない機種があるので注意が必要。

一部機種に搭載されている5倍モードではS-VHS ET録画ができない。

再生できない機種

いずれもメーカー公表分。

日本ビクター(現・JVCケンウッド)
HR-20000・S6600・S3500・SC1000
パナソニック(旧・松下電器産業)
NV-FS1・BS1
日立
VT-Z50・Z70・S610・BS2

注釈

  1. ^ DVDレコーダーとの一体型の中には、ダビング時のみS-VHSに対応した機種も存在した。S-VHSユーザーの強い味方、松下「DMR-E150V」を試す - ITmedia 2004年7月8日
  2. ^ 当時のDXアンテナは船井電機の子会社で、実際の製造も船井電機が行っていた。
  3. ^ 同社にはGR-T55という、GR-S55と全く同仕様でボディカラーの一部のみが異なるモデルもあるが、これは業務用ルートで販売するためのモデルである。このような民生モデルと同仕様の業務用モデルはビクターやパナソニックを中心に見られた。

出典

  1. ^ 「今月の新製品」『企業と広告』第13巻第6号、チャネル、1987年6月1日、46頁、NDLJP:2853051/26 
  2. ^ S-VHSビデオデッキ販売終了のご案内(日本ビクター)
  3. ^ 船井電機、VHSデッキ撤退へ…国内で唯一生産 - 読売新聞社 2016年7月14日
  4. ^ 産業技術史資料データベース”. sts.kahaku.go.jp. 2020年8月24日閲覧。


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