DARK SOULS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 22:56 UTC 版)
システム
システムは基本的に『Demon's Souls』を継承。そこに新たなアクションを取り入れており、おなじみの高難易度は健在。
フィールドはシームレスで継続しており、ロード画面をはさむことなく移動ができる。
プレイヤーは各地にある篝火で休むことにより、回復、エスト瓶(回復アイテム)の補給、獲得したソウルでレベルアップや武器の修理などができる。篝火で休めばそこが復活地点となり、死亡してもそこから再スタートすることが可能である。
篝火の大きさによって補給できる回復アイテムの数が定められており、「人間性」と呼ばれるパラメータを獲得し、篝火に捧げることでその篝火における回復アイテム補給数の増加が可能となる。
『Demon's Souls』の場合は死亡すると、体力が半分のソウル体と呼ばれる状態で攻略しなければならないが、今作ではそのようなペナルティはない。しかし、死亡するとプレイヤーは亡者となり、外見がミイラ化する。亡者状態では、オンライン要素の協力プレイや敵対プレイなどができない。(一部出来るものもある。)
元に戻るためには篝火で人間性を使い、肉体を取り戻す必要がある。
今作もプレイヤーキャラクターを自由に育成することができ、8つのパラメータを上げることでレベルアップし、その能力相応の武器や魔法の使用ができるようになる。また、今作では武器の強化に加え、防具の強化も可能になった。
魔法は回数制へと変更され、魔力回復アイテムは撤廃された。また、能力の影響を一切受けず、呪術師に頼んでソウルと引き換えに触媒そのものを強化してもらう事で威力を上げられる呪術が追加された。
オンラインプレイは『Demon's Souls』同様、直接的なコミュニケーションの必要の無い緩やかな繋がりをコンセプトに、他プレイヤーが残したメッセージの確認、他プレイヤーの幻影、血痕を調べることで他プレイヤーの死に様をリプレイしたりといったお馴染みのものから、篝火の伝播、ベイグラント(アイテムの漂流)、共鳴サインといったものも追加されている。
もちろん、協力プレイ、敵対プレイという直接的なマルチプレイも用意されている。
敵対プレイには告罪されたプレイヤーを対象に、プレイヤー同士のレベルに関係なく侵入できる「復讐霊」が新たに追加された。
ただしシステム周りや構成等は『Demon's Souls』とは大きく異なり、内容的には全くの別物である。「一期一会」のオンラインプレイを意図してデザインされているため、フレンド登録された特定のプレイヤーを指定して召喚する機能はあえて実装されていない[6]。
注釈
- ^ 『with Artorias of the Abyss Edition』のプロダクトキーをそのままSteam側へ入力可能にすることで対応した。
出典
- ^ DARK SOULS 発売日変更のお知らせ フロム・ソフトウェア
- ^ a b c 実機デモで数多の「死に様」が惜しげもなく披露された「DARK SOULS II」記者発表会をレポート。シールドデザインの公募や公認カフェの情報も 4Gamer.net 2013年4月12日
- ^ “フロム、ダークファンタジーA・RPG『PROJECT DARK(仮)』をバンナムと共同開発”. 電撃オンライン (2010年9月21日). 2011年8月5日閲覧。
- ^ https://www.famitsu.com/news/202005/19198642.html
- ^ Switch版『DARK SOULS REMASTERED』の発売日が10月18日に決定!、IGN、2018年8月14日。
- ^ ダークソウル ゲームガイド【第1回】 DARK SOULS オフィシャルブログ
- ^ 100名様をご招待「DARK SOULS 先行体験イベント」開催決定! フロム・ソフトウェア
- ^ 大阪・名古屋・福岡 三都市同時開催体験イベント 「SUMMER EXPERIENCE 2011」開催決定! フロム・ソフトウェア
- ^ Dark Souls TGS 11 Tutorial Gameplay Part 1
- ^ DARK SOULS オンラインサービス再開のお知らせ(2011年9月27日12時00分時点) フロム・ソフトウェア
- ^ “amiibo「太陽の戦士 ソラール」発売決定”. DARK SOULS REMASTERED 公式サイト. フロム・ソフトウェア (2018年3月9日). 2018年3月9日閲覧。
- ^ “[プレイレポ]生と死の世界を渡り歩くソウルライクARPG「ロード オブ ザ フォールン」。魔神により荒廃しきった世界に希望を取り戻せ”. 4Gamer. 2023年10月15日閲覧。
- ^ ““ソウルライク”の急先鋒「Lies of P」の蠱惑的世界観に迫る!”. Impress. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “フロム・ソフトウェアの秘訣とは? 本家を超えるソウルライクが未だに現れない理由”. IGN. 2023年10月15日閲覧。
固有名詞の分類
- DARK SOULSのページへのリンク