藍染惣右介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/05 01:14 UTC 版)
鬼道
藍染は九十番台の破道を詠唱破棄で放てる実力を持つ。その他の鬼道も並の死神が発動するそれとは一線を画している。
- 破道の六十三 雷吼炮(らいこうほう)
- 詠唱破棄で放つだけでも周囲に凄まじい雷撃が立ち込めるほどの威力を誇る。
- 破道の九十 黒棺(くろひつぎ)
- 九十番台の上級鬼道でその威力は並みの鬼道とは別格。ルキアの処刑場で狛村に対して使用し、戦闘不能に追い込んだ。藍染はこの鬼道を詠唱破棄していたが、本人曰く本来の3分の1も出せてなかったそうであるため、100%の威力は狛村が受けたそれとはまた別格であると思われる。
- 最終決戦の際には、崩玉と融合した状態で一護に対して完全詠唱の黒棺を使用し、時空が歪むほどの重力だったらしいのだが、一護が黒棺を崩壊させたため、威力の程を知る事はできなかった。
- 千年血戦篇で再登場した際には、拘束具と天蓋の破壊や霊王の力の奔流を一掃するために詠唱破棄で発動。周囲の全てを跡形も無く消し去る程の威力を見せたが、浦原によれば、詠唱破棄したにもかかわらず一護との決戦時と同等以上の威力であるらしい。作中ではこの発動時が藍染の使用する黒棺の威力をまともに窺える唯一の場面である。
- 破道の九十九 五龍転滅(ごりゅうてんめつ)
- 九十番台の最上級鬼道。藍染の実力ならば、この鬼道ですら詠唱破棄で難なく発動することができる。大地が割れ、巨大な竜型の鬼道が出現して攻撃する術。作中では、最終決戦で一護と共闘した時にユーハバッハに対して使用し、この鬼道を使って接近した。
- 縛道の八十一 断空(だんくう)
- 藍染は詠唱破棄で唱えていたにもかかわらず、鬼道衆総帥・大鬼道長を務めていた鉄裁の「飛竜撃賊震天雷炮」を防ぐ防御力を見せた。
- ^ アニメでは、ルキアとの出会いから石田との共闘、恋次戦、剣八戦、白哉戦といったこれまでの一護の戦いが振り返られ、その裏では藍染が常に一護の行動をモニターしていた事が明かされている。
- ^ 一護の事を一心と真咲の間から生まれた時から知っていたため、この頃から、一心と真咲を監視していた可能性がある。
- ^ 本来の解号は本篇では未詳だが、CD 03「騒乱前夜」では同じく「砕けろ『鏡花水月』」である。
- ^ a b c 『BLEACH 13BLADEs.』183-184頁、作者のインタビューより
- ^ 『BLEACH 13BLADEs.』78頁、作者のコメントより
- ^ 『BLEACH OFFICIAL CHARACTER BOOK 2 MASKED.』261頁、作者のインタビューより
- ^ BLEACH「 13 BLADEs.」p.182
- ^ 『BLEACH』藍染惣右介は本当に悪だったのか? 「あるべき世界」が問いかけるもの - リアルサウンド ブック (2020年11月13日)2022年6月11日閲覧。
- ^ 『BLEACH』の大きな敵、藍染はなぜ生かされたのか? 一護たちとの対比から見える孤独 - リアルサウンド ブック(2021年2月28日)2022年6月11日閲覧。
- ^ 「BLEACH」藍染惣右介がロキと並び立つ、久保帯人描き下ろし“悪役ビジュアル” - コミックナタリー(2021年6月30日)2022年6月11日閲覧。
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