幸せなひとりぼっち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 02:16 UTC 版)
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- オーヴェ: ロルフ・ラッスゴード(真田雅隆) - 59歳のスウェーデン人男性。鉄道会社のベテラン整備工。愛妻を亡くし人生に絶望している。
- 若年期: フィリップ・バーグ(畠山豪介)
- ソーニャ: イーダ・エングヴォル(舞原ゆめ) - 半年前に亡くなったオーヴェの妻。元教師。
- パルヴァネ: バハール・パルス(まつゆみとも) - イラン人女性。スウェーデン人の夫との間に2女を持ち、3人目の子を妊娠中。
作品の評価
本国スウェーデンでは同時期に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抑えて、ボックスオフィスのトップとなり、160万人を越える動員(スウェーデン国民の約5人に1人)を記録してスウェーデン映画史上歴代3位となる興行成績を樹立した他、ボックスオフィスで5週連続1位を記録し、口コミでの評判で5ヶ月を超えるロングランとなった[2]。
また、スウェーデンの映画賞であるゴールデン・ビートル賞で主演のロルフ・ラッスゴードが本人にとって2度目となる主演男優賞を受賞した他、第89回アカデミー賞では外国語映画賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた(受賞はならず)。
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『幸せなひとりぼっち』の愛すべき誠実さ、そして主演のロルフ・ラッスゴードの深い悲しみをたたえた硬質な演技が過度な感傷に陥らないようにしている。」であり、115件の評論のうち高く評価しているのは90%にあたる104件で、平均して10点満点中7.19点を得ている[3]。 Metacriticによれば、21件の評論のうち、高評価は18件、賛否混在は3件、低評価はなく、平均して100点満点中70点を得ている[4]。
書籍情報
早川書房(ハヤカワ文庫NV) (2016年10月発行)
- 「幸せなひとりぼっち」ISBN 978-4150413941 翻訳 坂本あおい
- ^ “A Man Called Ove” (英語). Box Office Mojo. 2020年5月30日閲覧。
- ^ “introduction”. 『幸せなひとりぼっち』公式サイト. 2018年2月6日閲覧。
- ^ “A Man Called Ove (En man som heter Ove) (2016)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年5月30日閲覧。
- ^ “A Man Called Ove Reviews” (英語). Metacritic. 2020年5月30日閲覧。
- 幸せなひとりぼっちのページへのリンク