ヴィオラ・ダ・ガンバ属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 22:34 UTC 版)
ヴィオラ・ダ・ガンバ属もヴァイオリン属と同様に様々なサイズの楽器があり、小さなものから、パルドゥシュ(ハイ・トレブル)、トレブル、アルト、スモール・テナー、テナー、バス、グレート・バス(ヴィオローネ)といった種別がある。ヴィオラ・ダ・ガンバ属はヴァイオリン属と異なり、小さなものでも縦にかまえて脚で支えて演奏する。
ヴィオラ・ダ・ガンバ属は15世紀の終わり頃ヨーロッパに現れ、ヴァイオリン属と並行して使用されてきたが、18世紀後半にはその使用が衰退した。ヴィオラ・ダ・ガンバ属の楽器は現在は概ね古楽器として扱われているが、例外的に現代のコントラバスはヴィオローネと関係が深くヴィオラ・ダ・ガンバ属の特徴を備えている楽器である。
出典
Ian Woodfield, Lucy Robinson. “Viol [viola da gamba, gamba]” in The New Grove Dictionary of Musicand Musicians, 2nd ed., ed. by Stanley Sadie (London: Macmillan, 2001).
関連項目
- 1 ヴィオラ・ダ・ガンバ属とは
- 2 ヴィオラ・ダ・ガンバ属の概要
- ヴィオラ・ダ・ガンバ属のページへのリンク