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ルイーダの酒場
2009年(平成21年)7月11日発売のニンテンドーDS専用ソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』(以下『IX』)に搭載されているすれちがい通信を充実させるため、同時期から店舗前に、ゲーム中の施設名を用いた「ルイーダの酒場」なる通信専用スペースを設けていた。通信目的のユーザーによって店内、特に6階のゲームコーナーが混乱しないよう、連日このスペース内で通信をするよう呼びかけていた[3]。2010年(平成22年)4月28日に発売した『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』(以下『ジョーカー2』)でもこのスペースが活用され、『すれちがいコロシアム』と掲げられていた。
「ルイーダの酒場」そのものは2010年3月頃には撤去された[4]。その後も『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』および『ポケットモンスター X・Y』、『ドラゴンクエストVII』、『すれちがいMii広場』、『ラブプラス+』および『NEWラブプラス』など、ニンテンドーDSおよび後継機のニンテンドー3DS用ソフトのすれちがい目的などでゲーマーが集う光景が見られ、ネット経由でアイテム等を配信する場としても活用されていたが、Nintendo Switchではすれ違い通信自体が廃止されたため、単なるスマホゲームの遊び場や休憩所でしかならなくなった。
メリット
『IX』では大勢の利用者がいることにより「宝の地図」の受け渡しを容易に行うことができ、特定のモンスターが多く出現する地図、貴重なアイテムのある宝箱の多い地図、歴代ボスキャラクターと戦闘ができる地図などの有益な地図を多数入手することができる。『ジョーカー2』ではすれちがい通信によるバトルが主目的となっており、多数のユーザー同士の対戦が実現していた。
問題点
毎日利用者が殺到するため、近隣の喫茶店などはすれちがい通信のために長時間居座られることに憂慮し、店内ではゲームをプレイしないよう呼びかけていた。
セーブデータ改造ツールを使用した改造データで通信を行うプレイヤーも大変多く、マナーの悪さが指摘されていた。
2009年(平成21年)9月11日からアーケードゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』との連動要素が開始され、一時期は6階にもすれちがい通信用のスペースを設けていた。しかし、元々狭い通路を使用していたため人がぶつかり合うことが多く、店舗では「安全上の理由」として、この店の筐体からは連動が行われなくなる措置をとった。その後2010年(平成22年)9月下旬に稼働が終了し、筐体は撤去された。
- ^ ボクらの秋葉原はどこへ行く?
- ^ “住居表示実施地区と未実施地区一覧”. 千代田区ホームページ. 2010年7月15日閲覧。
- ^ ヨドバシAkiba 「ルイーダの酒場(すれ違い通信)」 OPEN(秋葉原マップ)
- ^ ヨドバシアキバ前からルイーダの酒場が消えた? その衝撃の真実とは!! ガジェット通信、2010年3月5日。
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