パンダコパンダ 声の出演

パンダコパンダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/23 01:41 UTC 版)

声の出演

ミミ子
杉山佳寿子
赤毛の三つ編みをした小学生の女の子。明るく元気で、少々のことには動じない性格。所沢市北秋津の一軒家でおばあちゃんと暮らしている。子供ながら簡単な調理、掃除、洗濯などの家事は一通りこなせる。自宅の周りには広い庭があり、その周りは竹やぶで囲まれている。逆立ち(両脚を広げたY字型の倒立)が得意で、作中では嬉しい時や楽しい時によく逆立ちしている。冒頭で自宅にやって来たパンダ父子と一緒に暮らし始める。
パパンダ
熊倉一雄
ジャイアントパンダで、大人の男性かそれ以上の大きさ。作中では人間のように二足歩行で動いたり人語を理解しており、ミミ子たちとも普通に会話する。また、笹だけでなくカレーライスなども食べる。いなくなったパンを探しに来た所、ミミ子と出会う。ミミ子の家の周りにある竹やぶを気に入り、作中では「特に竹やぶがいい」と口癖のように褒めている。ミミ子に親がいないことを知って、留守中の彼女の父親になることを決める。ミミ子から「私のパパ」と呼ばれ始める。
パン
太田淑子
パパンダの息子。ジャイアントパンダだが、幼いため体はまだまだ小さい。パパンダと同じく人間の言葉が話せる。好奇心旺盛でわんぱくな性格なため、時々騒動になることがある。冒頭でミミ子の自宅に偶然やって来る。詳細は不明だが母親はおらず、ミミ子から「あなたのママになってあげる」と言われて喜ぶ。幼いこともあり、時々ミミ子にわがままを言うことがある。
おばあちゃん
瀬能礼子
ミミ子の祖母で、両親のいないミミ子をこれまで育ててきた。冒頭でおじいちゃんの法事がある長崎県に向かうことになり、北秋津駅のホームまで見送りに来たミミ子が1人で留守番することになったことを心配する。法事に行ってからは、ミミ子から毎日届けられる手紙で留守中の様子を知る。
先生
峰恵研
小学校教師。ミミ子のクラス担任。作中では国語の授業で『ちびくろサンボ』を取り上げる。授業中、ミミ子が持ってきた“ぬいぐるみ”を見つけて注意する。
八百屋のおばさん
沼波輝枝
買い物に来たミミ子が、数日間1人で留守番をすることになったと聞くが、頑張り屋さんな彼女に感心する。
雑貨屋のおじさん
梶哲也
買い物に来たミミ子から、数日間留守番をすることになったと聞き、「夜になったら怖くて泣くんじゃないかい?」と心配する。
おまわりさん
山田康雄
北秋津派出所の警官。留守番することなったミミ子に「泥棒が入ったらどうする?」と尋ねる。数日後、ミミ子の様子を心配して自宅まで様子をうかがいに行く。
動物園園長
和田文雄
パパンダとパンが本来暮らしている動物園の園長。数日前に動物園からパパンダとパンが逃げ出し、ミミ子の家にいることを知って連れ戻しに来る。
いじめっ子
市川治
小学生の男の子。飼い犬の散歩中、野原でパンダの親子がミミ子と一緒にいる所を見つけ、取り戻すと園から賞金がもらえるため捕まえようとする。
ナナ
丸山裕子
カヨ
松金よね子
ダイ
山岡葉子

注釈

  1. ^ クレジットは「演出」。
  2. ^ 高畑はインタビューの中で「たぶん僕は日本の中でも、かなり早い段階からパンダに注目していた人間のひとりだったんじゃないかな。1958年に中国からロンドンの動物園に来たチチというパンダ (Chi Chi)の写真集なんかも持っていました」と述べている。

出典

  1. ^ a b c 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, pp. 48–49, 「1972冬期」
  2. ^ a b c 東宝チャンピオンまつりパーフェクション 2014, p. 161, 「東宝チャンピオンコラム ゴジラ映画以外の新作映画」
  3. ^ a b c 高畑勲インタビュー「子どもの心を解放するアニメーションを作るために、僕らは一生懸命考えました」『幻の「長くつ下のピッピ」』岩波書店、2014年、p.144
  4. ^ 第93回 セッションを聴くように 〜パンダコパンダ〜 - WEBアニメスタイル「サントラ千夜一夜」(2016年11月8日)


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