セイスモサウルス (ゾイド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 03:20 UTC 版)
ゲーム
GCソフト「ゾイドフルメタルクラッシュ」ストーリーモードではガイロス帝国第53独立部隊の旗艦ゾイドとして登場。
アーケードゲーム『ゾイドインフィニティ』では巨大ボスとして出演。
2003年3月に発売されたジーニアスウルフ付属携帯ゲーム「バトルブロックス」においては、セイスモサウルス発売に先駆けてセイスモサウルスに類似した「プロトサウルス」なるゾイドが出場。全ゾイドのヘッドパーツを8個ずつ入手することで使用可能となる隠しキャラで「AZガン」「バイトファング」「スマッシュテイル」「プロトアタック」「プロトマックス」というSPアタック(必殺技)を持つ。
バリエーション
アルティメットセイスモ
アルティメットセイスモ ULTIMATE SEISMO | |
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所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | セイスモサウルス/キメラ型 |
全長 | 53.5m[13] |
重量 | 247t[13] |
最高速度 | 50km/h[13] |
武装・装備 | 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 荷電粒子強制吸収ファン キラーバイトファング 地対空8連ビーム砲(セイスモ8連砲) 加重力衝撃テイル 小口径2連レーザー機銃×31 クレセントレーザー砲 レーザーホーン ストームガトリング×2 3連ショックキャノン×8 エレクトロスパイン×8 チェーンシザー |
セイスモサウルスがシザーストームおよびレーザーストームとチェンジマイズした形態。媒体によっては後述の砲撃戦仕様、格闘戦仕様と区別するためアルティメットセイスモ(重装備タイプ)とも呼称される[6]。この形態でも充実した装備によりゴジュラスギガと互角の至近戦闘能力を有し、各装備で牽制しつつ0距離でゼネバス砲を撃つ戦法を得意とする[14]。背部にストームガトリングと3連ショックキャノンを複数装備、胴体両側面にはそれぞれクレセントレーザーとチェーンシザーを配する。
ベルセルクセイスモ
ベルセルクセイスモ BERSERK SEISMO[15] | |
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所属 | ネオゼネバス帝国 |
分類 | セイスモサウルス/キメラ型 |
全長 | 53.5m[13] |
重量 | 223t[13] |
最高速度 | 60km/h[13] |
武装・装備 | 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 荷電粒子強制吸収ファン キラーバイトファング 地対空8連ビーム砲(セイスモ8連砲) 2連銃座式ビーム砲×2 加重力衝撃テイル 小口径2連レーザー機銃×31 ソードレールキャノン スティルシールド ストロングアーマー×2 |
セイスモサウルスがスティルアーマーとチェンジマイズした格闘戦形態。頭部にブロックスを介してスティルシールドを装着し、胴体両側のサイドアームアタッチメントにはストロングアーマー、背部にはソードレールキャノンを搭載している。組み替えパターンは二通りあり、ソードレールキャノンは上のビーム銃座と換装するタイプと首の付け根にあるアタッチメントに装着するタイプがある。
アルティメットセイスモ砲撃戦仕様
アルティメットセイスモ砲撃戦仕様 | |
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所属 | ネオゼネバス帝国 |
月刊コロコロコミック誌2003年8月号に掲載されたセイスモのチェンジマイズバリエーションの一つ。背部両側には両ストームのストームガトリング、さらに本体上部にスティルアーマーのソードレールキャノンと3連ショックキャノンを組み合わせたユニットを搭載する。合体するレーザーストーム、シザーストーム、スティルアーマーの武装においてクレセントレーザー以外の全ての射撃系武器を装着している。あらゆるレンジの砲撃に対応するための形態[6]。
アルティメットセイスモ格闘戦仕様
アルティメットセイスモ格闘戦仕様 | |
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所属 | ネオゼネバス帝国 |
月刊コロコロコミック誌2003年8月号に掲載されたセイスモのチェンジマイズバリエーションの一つ。頭部にはブロックスを介してストーム機の脚部とクレセントレーザー、首の付け根にはスティルシールド、背部両側にはソードレールキャノンとチェーンシザーを装備する。その格闘戦能力はゴジュラスギガを凌駕する[6]。
セイスモサウルスRSS
セイスモサウルスRSS[注 3] | |
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所属 | リヒタースケール |
分類 | セイスモサウルス型 |
武装 | 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 荷電粒子強制吸収ファン キラーバイトファング 地対空8連ビーム砲(セイスモ8連砲) 2連銃座式ビーム砲×2 加重力衝撃テイル 小口径2連レーザー機銃×31 |
搭乗者 | アルファ・リヒター リュック リヒタースケールメンバー多数 |
アルティメットセイスモ ULTIMATE SEISMO | |
番号 | FZ-022(フューザーズ) |
所属 | リヒタースケール(フューザーズ) |
分類 | セイスモサウルス/キメラ型 |
全長 | 53.5m[16] |
全高 | 14.4m[16] |
重量 | 223.0t[16] |
最高速度 | 70km/h[16] |
武装・装備 | 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 荷電粒子強制吸収ファン キラーバイトファング 地対空8連ビーム砲(セイスモ8連砲) 加重力衝撃テイル 小口径2連レーザー機銃×31 クレセントレーザー砲 ストームガトリング×2 3連ショックキャノン×8 チェーンシザー |
ベルセルクセイスモ BERSERK SEISMO[15] | |
所属 | リヒタースケール(フューザーズ) |
分類 | セイスモサウルス/キメラ型 |
武装・装備 | 超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 荷電粒子強制吸収ファン キラーバイトファング 地対空8連ビーム砲(セイスモ8連砲) 2連銃座式ビーム砲×2 加重力衝撃テイル 小口径2連レーザー機銃×31 ソードレールキャノン スティルシールド ストロングアーマー×2 |
搭乗者 | アルファ・リヒター リュック リヒタースケールメンバー多数 |
白いアーマー部分が黒に変更されたセイスモサウルス。フューザーズに登場したのはこの機体である。EZ-069セイスモサウルスのパッケージにも同カラーのバリエーションが存在する。武装の変更点は無い。ただし、アニメ『ゾイドフューザーズ』作中では、設定よりも遥かに巨大なゾイドとして描かれており、グラビティーゾイド1機やブレードライガーと小口径レーザー機銃の砲塔がほぼ同サイズとなっている。
なお、この機体と合体するために通常機よりも巨大化したレーザーストームとシザーストームが個別に用意されている[注 4]。
- 作中の活躍
-
- アニメ
- アニメ『ゾイドフューザーズ』において秘密結社“リヒタースケール”が世界制覇実現のために用いた決戦用旗艦ゾイドにして、同作の最終ボスとして登場。第16話からマトリクスドラゴンに代わりOPのラストに登場する。
- 「オペレーション・ジェネシス」計画の一環で「究極のゾイド」を作り上げることを目的としたリヒタースケールは、ライガーゼロをベースにピアーズ博士がエナジーシステムにより無限の力を得るエナジーライガーを、またリヒターらがバーサークフューラーをベースに凱龍輝を作り上げ、さらにこれら2体を野放しにしてRDのライガーゼロファルコンを含めた戦闘データを収集することで、セイスモサウルスを完成させた。
- 第23話にて脱走したガミーのゴジュラスギガの眼前に初めてその姿を現し、ゴジュラスギガを2連想レーザーの一撃で仕留め、ブルーシティの住民にその脅威的な戦闘能力と姿を見せつける。最終決戦では、ブルーシティ開放のためレジスタンスとなったRDとブレードをはじめとするZiファイターたちが終結したエメラルドハーバーに、組織の首魁であるアルファ・リヒター自ら座乗して配下のキメラブロックス軍団を率いて立ちはだかる。
- 砲撃形態(アルティメット)では2連想レーザーの一方向一斉発射による巨大レーザー攻撃や、背部のストームガトリングを含む砲撃でZiファイターたちを圧倒していくが、マスクマンらの増援により数で圧され、ユニゾンゾイド特有の弱点であるパーツの接続部への集中攻撃でユニゾンが解除される。後に到着したスティルアーマーとユニゾンし格闘形態(ベルセルク)へとなり、パーツの接続部への集中攻撃をものともしない頑丈さを誇示、さらにソードレールキャノンや自身の巨体で次々とゾイドを戦闘不能にしていく。残ったライガーゼロファルコン、凱龍輝にゼネバス砲を発射するも、2体のコンビネーションでゼネバス砲を停止させられ、最後は他のゾイドたちとの共振現象により限界以上の力を発揮し金色に輝くゼロファルコンのストライクレーザーランスで身体を貫かれて撃破された。
- 『ゾイドジェネシス』のオープニングアバンに確認できるが、本編には登場しなかった。
- ゲーム
- ZOIDS.VS IIIに登場。隠し機体にされているのでCPUが使用してくることは無い。
セイスモドラゴン
FZ-022アルティメットセイスモに掲載されたユニゾンバリエーション。セイスモサウルスにキメラドラゴンのパーツを取り付けている[16]。
ブルーセイスモサウルス
『ゾイドタクティクス』に登場。青色の機体カラーとなっているが、ノーマルとの性能差はない[17]。
脚注
注釈
- ^ コロコロコミック誌掲載記事では、ゼネバス砲で数十機の共和国ゾイドを撃破した後にゴジュラスギガと交戦。突撃してくる同機を尻尾によって締め上げるが、パワーではゴジュラスギガが上回っていた。その後、セイスモサウルスはアルティメットセイスモへと合体し、ゴジュラスギガを撃破している[6]。
- ^ セイスモサウルスからなるネオゼネバス帝国部隊の活躍により、ZAC2106年秋には共和国軍は中央大陸から撤退を余儀なくされ、東方大陸の落ち延びている[10]。
- ^ この名称はZOIDS.VS IIIのもの。
- ^ 「ゾイドフューザーズ」第25話で確認可能。
出典
- ^ 電撃ホビーマガジン2003年8月号 2003, p. 148-149.
- ^ “組み立て簡単!リアルな動き!「ゾイド」の魅力”. Tech総研. 2020年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 公式ファンブック4 2004, p. 90-91.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 『EZ-069 セイスモサウルス』トミー、2003年7月31日発売、取扱説明書。
- ^ 『EZ-069 セイスモサウルス』トミー、2003年7月31日発売、商品パッケージ。
- ^ a b c d e f 月刊コロコロコミック2003年8月号 2003, p. 116-119.
- ^ a b c 『RZ-071 ライガーゼロフェニックス』トミー、2003年10月30日発売、組立説明書。
- ^ 月刊コロコロコミック2003年10月号 2003, p. 182-183.
- ^ a b c 『EZ-072 エナジーライガー』トミー、2003年12月28日発売、組立説明書。
- ^ 『RZ-070 凱龍輝』トミー、2003年8月28日発売、組立説明書。
- ^ 「オフィシャルファンブックEX.7」『BZ-021 ディメトロプテラ』トミー、2003年12月25日発売、付属冊子。
- ^ 「オフィシャルファンブックEX.08」『BZ-021 ジェットファルコン』トミー、2004年2月26日発売、付属冊子。
- ^ a b c d e f 『ZOIDS SAGA FUZORS』トミー、2004年12月16日発売、ゲーム内データベース。
- ^ 電撃ホビーマガジン2003年9月号 2003, p. 152-154.
- ^ a b ゾイドエンサイクロペディア 2009.
- ^ a b c d e 『FZ-022 アルティメットセイスモ』トミー、2004年11月、商品パッケージ。
- ^ 『ゾイドタクティクス』トミー、2005年8月11日、ゾイド図鑑。
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