スウェーデン国鉄Rc形電気機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/05 06:37 UTC 版)
輸出仕様
オーストリア連邦鉄道では山岳区間を走る機関車の候補として1970年に1049号機を借りて試運転を行い、結果としてRc2形をベースにした1043形が10両製造された。2001年、スウェーデンの複数の会社によって1043形のうち、事故廃車になった1両を除く9両が購入され、スウェーデン国内で使用されることになった。これらはRc2形とよく似ているがライトの配置と数が異なる。
他にもノルウェー国鉄のEl16形、アムトラックのAEM-7形やイラン・イスラーム共和国鉄道向けにRc形をベースにした機関車が輸出されている。このうちAEM-7形はアムトラックの東部電化区間で1979年から30年以上にわたって主力として活躍してきたが、2014年より後継のシーメンス製ACS-64型へ急速に置き換えが進んでいる。
脚注
関連項目
- ^ 形式の「P」はスウェーデン語で郵便を表す“Post”に由来する
- ^ 実際にはRc6形の1418号機から1420号機までの3両も塗装をダークブルーに変更して運用に充当されている
- ^ 近代化された機関車がグリーン・カーゴに戻る(英語)