ウォール・ストリート駅 (IRTブロードウェイ-7番街線) 駅構造

ウォール・ストリート駅 (IRTブロードウェイ-7番街線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 01:18 UTC 版)

駅構造

G 地上階 出入口
M 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード券売機
P
ホーム階
北行線 ウェイクフィールド-241丁目駅行きフルトン・ストリート駅
ハーレム-148丁目駅行き(フルトン・ストリート駅)
島式ホーム、左側の扉が開く。
南行線 フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行きクラーク・ストリート駅
ニューロッツ・アベニュー駅行き(クラーク・ストリート駅)

駅は島式ホーム1面と線路2線を有した1面2線の地下駅で、ブロードウェイ-7番街線ブルックリン支線のマンハッタン区内最南端の駅である[8]。駅の南側では線路はイースト川をクラーク・ストリート・トンネルで潜りブルックリン区へ入り、クラーク・ストリート駅に到着する。当駅はニューヨーク市地下鉄内の他の島式ホームの駅と比べてホーム幅が狭くなっている。ホーム床面はダークブルーのタイルが敷かれており、青の柱が等間隔に立っている。柱には黒地に白で"Wall Street"と書かれたニューヨーク市地下鉄標準の駅名標が掲げられているほか、壁面には白地に黒で"WALL ST."と書かれた駅名標がある[6]

出口

駅には以下の4箇所の改札口がある。

  • 1つ目の改札口は駅の北端に位置し、平日のみ開いている。改札口からはワン・チェース・マンハッタン・プラザへの地下通路があり、同ビルのロビーに階段が接続している。なお、駅構内での案内ではこのビル出入口があるウィリアム・ストリートとセダー・ストリートの交差点へ出ると案内されているが、地上側ではこのビルに当駅への入口があるという案内は無い[9]
  • 2つ目の改札口は駅の中央に位置し、平日のみ開いている。改札口からは60 ウォール・ストリートへの長い地下通路がある。この通路には1990年にハリー・ローズマンにより製作されたアートワーク『Subway Wall』が1993年の駅改装後に飾られた。地上へは階段とエスカレーター2機が繋がっている[9]
  • 3つ目の改札口は駅の南側に位置し、有人で終日開いている。地上への階段は2つあり、ウィリアム・ストリートとウォール・ストリートの交差点北東・北西に繋がっている[9]
  • 4つ目の改札口は駅の南端に位置し、回転式改札機が4機ある。きっぷ売り場は存在せず改札口は無人となっている。地上への階段は2つあり、ウィリアム・ストリートとウォール・ストリートの交差点南東・南西に繋がっている[9]

  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2013–2018”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2019年7月18日). 2019年7月18日閲覧。
  2. ^ “Open New Subway to Regular Traffic — First Train on Seventh Avenue Line Carries Mayor and Other Officials — To Serve Lower West Side — Whitney Predicts an Awakening of the District — New Extensions of Elevated Railroad Service”. ニューヨーク・タイムズ: p. 11. (1918年7月2日). https://timesmachine.nytimes.com/timesmachine/1918/07/02/106215771.pdf 2016年11月6日閲覧。 
  3. ^ “Open New Subway Lines to Traffic; Called a Triumph — Great H System Put in Operation Marks an Era in Railroad Construction — No Hitch in the Plans — But Public Gropes Blindly to Find the Way in Maze of New Stations — Thousands Go Astray — Leaders in City's Life Hail Accomplishment of Great Task at Meeting at the Astor”. ニューヨーク・タイムズ: p. 1. (1918年8月2日). https://timesmachine.nytimes.com/timesmachine/1918/08/02/97011929.pdf 2016年11月6日閲覧。 
  4. ^ Whitney, Travis H. (1918年3月10日). “The Seventh and Lexington Avenue Subways Will Revive Dormant Sections — Change in Operation That Will Transform Original Four-Tracked Subway Into Two Four-Tracked Systems and Double Present Capacity of the Interborough”. ニューヨーク・タイムズ: p. 12. https://timesmachine.nytimes.com/timesmachine/1918/03/10/118138743.pdf 2016年8月26日閲覧。 
  5. ^ “New Subway Service Between Brooklyn and Manhattan Boroughs”. ニューヨーク・タイムズ. (1919年4月13日). https://www.nytimes.com/1919/04/13/archives/new-subway-service-between-brooklyn-and-manhattan-boroughs.html 2009年9月5日閲覧。 
  6. ^ a b Annual Report 1964–1965. ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティ. (1965) 
  7. ^ Perez-Pena, Richard (1995年2月25日). “BOARD VOTES CUTS FOR CITY TRANSIT”. ニューヨーク・タイムズ. 2018年5月16日閲覧。
  8. ^ ALL ROADS NOW LEAD TO TIMES SQUARE; Old Tube the Base of the New. The Fifth Spoke in the Hub. How the "H" Is Formed. Difficulties of the Work. Much Depends on the Public.”. 2016年7月4日閲覧。
  9. ^ a b c d MTA Neighborhood Maps: Lower Manhattan”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2014年). 2016年8月3日閲覧。





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