皴法とは? わかりやすく解説

しゅん‐ぽう〔‐パフ〕【×皴法】

読み方:しゅんぽう

山水画技法の一。墨のタッチにより岩石山岳量感質感を表すもの。雨点皴(うてんしゅん)・斧劈皴(ふへきしゅん)・披麻皴(ひましゅん)など、種類が多い。


皴法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 02:43 UTC 版)

皴法(しゅんぽう、現代中国語読み;cūn fǎ)は、中国の絵画の技法の一つで、山水画における岩や山の峰の表現などに使われる。


  1. ^ 宇佐美文理「中国絵画入門」岩波新書(2014年)65ページ


「皴法」の続きの解説一覧

皴法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 10:21 UTC 版)

山水画」の記事における「皴法」の解説

皴(しゅん)とは、しわやひだのこと。水墨により岩石脈理骨格陰陽向背表現する五代の頃から、従来輪郭と墨や彩色濃淡によって山容を示すのではなく骨法用いて皴を描き要所筆を加えて立体感増し、渲染(せんぜん淡墨を施すこと)して質感補強することが考案された。皴法に各描画方法についての記述がある。

※この「皴法」の解説は、「山水画」の解説の一部です。
「皴法」を含む「山水画」の記事については、「山水画」の概要を参照ください。

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