一夜検校

デジタル大辞泉

いちや‐けんぎょう〔‐ケンゲウ〕【一夜検^▽校】

読み方：いちやけんぎょう

１ 江戸時代、千両の金を官に納めることで、検校の位を授けられた人。

２ 急に金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。

「米油、さては唐物(たうもの)薬種の買ひ置き、—になるやうな、どか儲(まう)けをすきまして」〈浮・子息気質・三〉

歴史民俗用語辞典

一夜検校

読み方：イチヤケンギョウ（ｉｃｈｉｙａｋｅｎｇｙｏｕ）

江戸時代の盲人のうち検校の位を授けられた者。