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カーマスートラ【(梵)Kāmasūtra】

読み方:かーますーとら

古代インド性愛書。4世紀ごろのバラモン学者バーツヤーヤナの作と伝えられる性愛に関する事項サンスクリット韻文記し文学的価値も高い。愛経。


カーマ・スートラ

(kamasutra から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 20:00 UTC 版)

カーマ・スートラサンスクリット語: Kāma Sūtra、कामसूत्र, : Kama Sutra)は、古代インドの性愛論書(カーマ・シャーストラ)で、推定でおよそ4世紀から5世紀にかけて成立した作品といわれており[1]、現存するものとしては最古の経典である。『アナンガ・ランガ』『ラティラハスヤ』と並んでインド三大性典のひとつとされ、そのうちで最も重要なものとされる。また、『素女経』(中国・漢代)、『匂える園』(イスラム圏・15世紀)と並ぶ「世界三大性典」の一つである[2]


  1. ^ ただしこの成立年代の根拠は確かではない
  2. ^ 土屋英明(著者) (2019年3月19日) (日本語). 道教の性愛術 古代中国人の悦楽秘法 (電子書籍). シティブックス. ISBN 9784166603206 
  3. ^ バーツヤーヤナ(マッラナーガ)とも表記。生没不明。(Vātsyāyana
  4. ^ a b 『南アジアを知る事典』辛島昇前田専学ほか監修、平凡社、1992年、増補版2002年、ISBN 4582126340
  5. ^ (Rocher 1985), pp. 521 - 523.
  6. ^ a b (Foucault 2012)
  7. ^ a b c (Doniger & Kakar 2002), pp. xv - xvii.
  8. ^ a b (Doniger 2016), pp. 21 -23
  9. ^ (Rocher 1985)
  10. ^ a b (Vatsyayana)
  11. ^ (Daniélou 1993), pp. 9 - 10
  12. ^ (Doniger & Kakar 2002), pp. xxxiv - xxxvii
  13. ^ (Daniélou 1993), pp. 169 - 177
  14. ^ a b c (Smith 2002)


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