hybridoma

デジタル大辞泉

ハイブリドーマ【hybridoma】

読み方：はいぶりどーま

2種類の細胞を融合させ、それぞれの機能を保ったまま増殖する雑種細胞。抗体を作るB細胞と、増殖能力をもつ骨髄腫(こつずいしゅ)（ミエローマ）の細胞とを融合させたものが代表的で、モノクローナル抗体の産生に利用。

生物学用語辞典

ハイブリドーマ

同義/類義語：ハイブリドーマ細胞株
英訳・(英)同義/類義語：hybridoma, , hybridomas, Hybrid cells, Hybridomas

一般的には抗原に感作させた免疫細胞とミエローマ細胞とを融合させて作成した細胞で、モノクローン抗体の産生に使われる。

ウィキペディア

ハイブリドーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/17 02:25 UTC 版)

ハイブリドーマ (hybridoma) とは、複数の細胞が融合してできた融合細胞のこと。特にモノクローナル抗体を産生する、B細胞と骨髄腫がん細胞（ミエローマ）の融合細胞を指すことが多い。ハイブリドーマは通常の細胞培養からも低い頻度で得られるが、融合剤を用いて強制的に融合させる手法が一般的である。