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動物園にて

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/18 14:00 UTC 版)

動物園にて
サイモン&ガーファンクルシングル
初出アルバム『ブックエンド
B面 59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ニューヨーク、コロムビア・スタジオA(1967年1月8日)
ジャンル フォークロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
作詞・作曲 ポール・サイモン
プロデュース ポール・サイモン、アート・ガーファンクルボブ・ジョンストン[2]
チャート最高順位
サイモン&ガーファンクル シングル 年表
冬の散歩道
(1966年10月)
動物園にて
(1967年2月)
フェイキン・イット
(1967年7月)
ミュージックビデオ
「At The Zoo」 - YouTube
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動物園にて」(原題:At the Zoo、旧邦題:「夢の動物園」)は、サイモン&ガーファンクル1967年に発表した楽曲。

概要

マイク・ニコルズ監督の『卒業』(1967年12月21日公開)のためにポール・サイモンが書き上げた作品であるが、映画のサウンドトラックには選ばれずに終わった。なお『卒業』にはダスティン・ホフマンキャサリン・ロスサンフランシスコ動物園を歩くシーンがある[4]

1967年2月27日、シングル曲として発表された[1]。B面は「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」。

同年4月22日から4月29日にかけて2週連続でビルボード・Hot 100の16位を記録し[5][6]、翌1968年4月3日発売のアルバム『ブックエンド』に収録された。

「ある人が言っていた/動物園ではあるゆることが起こるのだと/僕はそれを信じるよ/本当のことだと信じるよ」という歌い出しのあと、セントラル・パーク動物園に住む様々な動物たちが登場する。

演奏はほぼ同じであるものの歌詞が全く異なるデモ・バージョンが存在する。このデモは海賊版などで聴くことができる。

絵本

1991年8月1日、サイモンは本作品をもとにした絵本『ポール・サイモンのどうぶつえん』(原題: At the Zoo)を出版した[7]。絵はヴァレリー・ミショー。子供向けの本であるためサイモンは「飼育係はラム酒が大好き」「ハムスターたちは事あるごとに興奮する(turn on)」などの表現を穏当なものに改めている。

日本語訳は柴門ふみの翻訳により小学館から出版された[8]

脚注

  1. ^ a b 45cat - Simon And Garfunkel - At The Zoo / The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) - Columbia - USA - 4-44046
  2. ^ Simon And Garfunkel* - At The Zoo / The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) (Vinyl) at Discogs
  3. ^ Simon & Garfunkel”. Billboard. 2023年1月18日閲覧。
  4. ^ Harris, Scott Jordan (2013). World Film Locations: San Francisco. Intellect Books. p. 52-53. ISBN 978-1783200283 
  5. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF APRIL 22, 1967
  6. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF APRIL 29, 1967
  7. ^ Simon, Paul (1991). At the Zoo. Doubleday. ISBN 978-0385417716 
  8. ^ ポール・サイモン(作)、バレリー・ミショー(絵)、柴門ふみ(訳)『ポール・サイモンのどうぶつえん』小学館、1992年。ISBN 978-4097270614



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