YM2610
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 10:09 UTC 版)
YM2610(FM Operator type N-B, OPNB。OPT(TはTAITOのT)とも)は、タイトーの要望により[1]日本楽器製造(現・ヤマハ)が開発した音源チップである[2]。 同一チップ内にSSG音源、FM音源、ADPCM音源といった複数の音源が搭載されており、SSG以外は左右と中央に出力先が選択可能である。 ADPCM部分については二種類存在し、片方はYM2608ではリズム音源としてチップに内蔵され、固定されていた波形データを外部メモリから参照できるようにした実装となっている。 F2システムや、ネオジオなどのアーケード基板で使用された。
- ^ 共同開発ではない。タイトーのサウンド開発部門責任者であった今村善雄によると、タイトーではアーケード基板用にヤマハ製音源チップYM2203を多く使用していたためか、要望は通りやすかったという。
- ^ a b Inc, Aetas. “タイトーサウンドかく発祥せり。「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」発売を記念し亀井道行氏&今村善雄氏にインタビュー” (日本語). 4Gamer.net. 2022年4月2日閲覧。
- 1 YM2610とは
- 2 YM2610の概要
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