VNTターボチャージャー
ギャレット社が開発したディーゼル用の可変容量ターボチャージャーの呼び名。ギャレット社では10年以上前にVGT(バリアブルジオメトリータービン)を小型デイーゼルエンジン用に開発していたが、VNT (バリアブルノズルタービン)はその発展型。1989年に日産ディーゼル12.5L商用車エンジンに初めて使われ、フィアットの乗用車用2.0Lダイレクトインジェクションディーゼルエンジンなどにも採用された。その後、95年には排ガス規制や低燃費をはかったVNTマルチベーンを開発し、VW/アウディ1.9Lダイレクトインジェクションディーゼルエンジンに初投入。さらに99年にはVNTスライドベーンへと発展させ、メルセデス・ベンツの乗用車や商用車でも使われている。
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