STFモデルとSTFMモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 21:17 UTC 版)
「Atari ST」の記事における「STFモデルとSTFMモデル」の解説
1986年、Atariは後に1040STF(単にSTFとも表記される)で基本デザインをアップグレードした。このマシンは初期の520STにほとんど似ているが、外付けだった電源と両面フロッピーディスクドライブがコンピュータ背面のケース内部に移動した。これによりマシンは大きくなったが邪魔なケーブルは減った。1040は1MBのRAMを搭載して出荷され、市場にある初期モデルをリプレースした512KBのRAMを搭載する新しい520STFMにもこのデザインが用いられた。 1040STは1MBのRAMを搭載して出荷された最初のパソコンであり、米国で価格が$999に下がったとき、1MBあたり$1000の壁を初めて超えたコンピュータとなり、Byte Magazine誌の表紙を飾った。モデルナンバーの決め方はAtariの8-bitファミリーのコンピュータであるXEシリーズのモデルナンバーから継承していた。ごく一部の1040STFは片面のフロッピーディスクを搭載して出荷された。
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