Phosphophylliteとは? わかりやすく解説

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フォスフォフィライト(Phosphophyllite)

フォスフォフィライト
Unificada mine,Cerro Rico de Potosi,Bolivia
Zn2(Fe2+,Mn2+)(PO4)2.4H2O 標本の幅約1.4cm

米国鉱物専門誌"Mineralogical Record (Jan-Feb 1999)"に美し標本載ったことで話題になった鉱物です。
ボリビア産地では既に絶産状態で、標本市場では非常な高値取り引きされています。
小さな標本ですが、フォスフォフィライトの特徴良く表す貴重な標本です。
和名は燐葉石とも言います

フォスフォフィライト(Phosphophyllite)

フォスフォフィライト
Hagendorf South,Oberpfalz,Bavaria,Germany
Zn2(Fe2+,Mn2+)(PO4)2.4H2O 標本の幅約7mm

淡い青緑色をした結晶がフォスフォフィライトです。
フォスフォフィライトはボリビア産の美し結晶が有名ですが、
このドイツ産地発見され鉱物です。

フォスフォフィライト

(Phosphophyllite から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 09:38 UTC 版)

フォスフォフィライト英語: phosphophyllite)とは、リン酸塩鉱物に分類される稀な鉱物の一種。Zn2Fe2+(PO4)2・4H2Oという化学組成を持ち、ペグマタイトや金属鉱床の二次鉱物として生成する。phosphophylliteという名前は、リン酸塩であること及び劈開の様子から、リンを意味する英語のphosphorusと、ギリシャ語で植物のを意味するphyllonという単語を合成して名付けられた。和名は燐葉石(りんようせき)[1]。コレクターによって希少性と繊細な青みがかった色が高く評価されている。フォスフォフィライトは非常に脆く壊れ易く、水色から淡い緑色のトルマリンの色合いを持つ。特に大きな結晶は極めて貴重なため加工されることはほとんど無い[2]


  1. ^ 近山昌「第15回国際宝石学会に出席して」『宝石学会誌』第3巻第2号、全国宝石学協会、1976年7月15日、65-66頁、NAID 110003367640 
  2. ^ Hall, Cally (1994). Gemstones. Great Britain: Dorling Kindersley. p. 127. ISBN 0-7513-1026-3 
  3. ^ The mineral phosphophyllite”. Amethyst Galleries, Inc. 2006年12月16日閲覧。


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