OVER DRIVE (映画)
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『OVER DRIVE』(オーバードライブ)は、2018年6月1日公開の日本映画。モータースポーツのラリー競技をテーマにした作品。
注釈
- ^ 実際には全日本ラリー選手権とは別に、2017年に日本初の国際格式のラリーである日本スーパーラリーシリーズ (JSR) が誕生している。
- ^ 撮影に使用した車両は南アフリカのTOYOTA GAZOO Racing SAがスーパー2000規定で開発した四輪駆動のラリーカーで、同国内ラリー選手権で2度チャンピオンとなった車両でもある。2.0リッター自然吸気エンジンを搭載するが、劇中ではターボ車の設定である。タイヤは横浜ゴム製の「A052」と「A053」を装着して撮影。
- ^ 2018年6月8日~10日に群馬県嬬恋村を中心に開催されたモントレー2018では、実際に撮影に使用されたヤリスがクスコラリーチームの下『ヤリスSCRS』として参戦し、総合優勝を飾った。また併催の全日本ラリー選手権には、カースタントを担当した勝田範彦と奴田原文雄も出場した。
- ^ ベース車両となったDS3レーシングは、2010年に世界限定1000台(2011年に2000台を追加生産)で販売された限定車である。撮影車はワイドボディキット、大型カーボンリアウイングが追加されている。 車両の改造は大阪府 堺市のYMワークスが担当した。劇中では左ハンドルの設定だが、実際には右ハンドルの車両が使用された。内装は撮影時にはナニワヤ製フルバケットシートとOMP製ステアリング、内装部品の取り外し等が行われた。 撮影時のスタントドライバーとして奴田原文雄が走行を担当した。
- ^ 2016年に全日本ラリー選手権に実際に参戦していた車両で、外見の変更はほとんどされていない
- ^ 回想シーン(1995年)に登場。スパルコのフルバケットシート、ロールケージ、MOMO ステアリング、O・Z ホイール等が装着されている。撮影にあたり、実際に一般の車両が選出され、登場した。[1]
- ^ WRCレプリカ仕様。
- ^ 冒頭のサービスパークで登場。
- ^ 実際に全日本ラリー選手権に、クスコレーシングから参戦している車両。ヤリスの水没シーンに登場。
- ^ 日本には正規輸入されていなかった、1.0ターボを搭載したイギリス仕様の2015年式フィエスタ タイタニアム3ドアモデルのAT車をベースに、外見をフィエスタSTの物に換装し、リアウイングを装着、サスペンションをビルシュタイン製車高調節式サスペンションに変更。さらにコンピューター、吸排気系の改造によりノーマルから55馬力のパワーアップがされている。内装はノーマルのままになっている。 車両の改造はシトロエン同様、大阪府 堺市のYMワークスが担当した。
- ^ WRCレプリカ仕様。
- ^ 直純の愛車
出典
- ^ 『キネマ旬報』2019年3月下旬特別号 p.40
- ^ 羽住英一郎監督 "ラリーばか"が作った熱き男たちの物語 OVER DRIVE MEETS GAZOO
- ^ 『Rally plus特別編集「WRC入門講座」』三栄書房刊行 2018年6月21日[要ページ番号]
- ^ a b 「OVER DRIVE」羽住英一郎監督 大ファンが作った娯楽作品 産経ニュース(2018年6月8日)2018年10月14日閲覧
- ^ 『宇部興産伊佐鉱山が映画「OVER DRIVE-オーバードライブ-」にロケ協力』(プレスリリース)宇部興産、2018年6月1日 。2018年6月2日閲覧。
- ^ “映画『OVER DRIVE』明日から放映開始!”. 北九州フィルム・コミッション (2018年5月31日). 2018年6月2日閲覧。
- 1 OVER DRIVE (映画)とは
- 2 OVER DRIVE (映画)の概要
- 3 世界観・設定
- 4 主なロケ地
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