M38_(天体)とは? わかりやすく解説

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M38 (天体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 18:23 UTC 版)

M38
Messier 38
仮符号・別名 NGC 1912[1], Mel 36
星座 ぎょしゃ座
見かけの等級 (mv) 6.4[1]
視直径 21.0'[2]
分類 散開星団[1]
発見
発見日 1654年以前[2]
発見者 ジョヴァンニ・バッティスタ・オディエルナ[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  05h 28m 43.0s[1]
赤緯 (Dec, δ) +35° 51′ 18″[1]
赤方偏移 -0.000150 km/s[1]
視線速度 (Rv) -45.0 km/s km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 0.36 ミリ秒/年[1]
赤緯: -5.51 ミリ秒/年[1]
距離 4200光年[2](約1.3kpc)
M36の位置
物理的性質
直径 約25光年[2]
年齢 約220×106[2]
Template (ノート 解説) ■Project

座標: 05h 28m 43.0s, +35° 51′ 18″

M38 (NGC 1912) はぎょしゃ座にある散開星団

概要

ぎょしゃ座の中で、北からM38、M36M37の順に並んでいる。双眼鏡では星団を交えた星雲のように見える。小口径の望遠鏡でも星に分解でき[3]、ギリシャ文字のπの形に並んでいるのを確認できる[2]

観測史

1654年以前にジョヴァンニ・バッティスタ・オディエルナによって発見されているが、彼の発見は世に知られず、後の1749年にギヨーム・ル・ジャンティによって独立発見されている[2]。ル・ジャンティは「18フィートの望遠鏡で見て星団に見える」と記している[4]。1764年にシャルル・メシエは「小さい星からできた星団。σ星に近く、先行する2個の星団に近い。四角形で、注意すれば星雲状のものを含んでいないことが分かる」と記している[4]

関連項目

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M38. 2016年3月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月25日). “Messier Object 38”. SEDS. 2016年3月24日閲覧。
  3. ^ M38”. メシエ天体ガイド. AstroArts. 2016年3月24日閲覧。
  4. ^ a b Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年5月22日). “Messier 38 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月24日閲覧。



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