干潟星雲とは? わかりやすく解説

ひがた‐せいうん【干潟星雲】

読み方:ひがたせいうん

射手座南斗六星のやや西にある散光星雲。別名NGC6523またはM8。距離は約3900光年。名称は、南北に筋状の暗黒星雲があり、潮が引いたときの干潟または珊瑚礁似ていることに由来する。若い高温の星の紫外線によって水素電離し、赤っぽい輝線Hα線)を放ちところどころ原始星前段階相当する密度の濃い分子雲がある。代表的なHⅡ領域一つラグーン星雲


干潟星雲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 05:39 UTC 版)

干潟星雲[1] (ひがたせいうん、M8、NGC 6523) は、いて座にある散光星雲輝線星雲)である。散光星雲を南北に横切る帯状の暗黒星雲が存在し、その姿が干潟に似ていることからその名が付けられている。星雲と同じ位置に散開星団 NGC 6530 も重なって見える。


  1. ^ a b M8 (いて座の散光星雲:干潟星雲)”. メシエ天体ガイド. AstroArts. 2014年12月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f SIMBAD Astronomical Database”. Results for M8. 2014年12月24日閲覧。
  3. ^ a b c d e f Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月16日). “Messier Object 8”. SEDS. 2015年12月10日閲覧。
  4. ^ Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月16日). “Messier 8 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2015年12月10日閲覧。


「干潟星雲」の続きの解説一覧



干潟星雲と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「干潟星雲」の関連用語

干潟星雲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



干潟星雲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの干潟星雲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS